就活生のみなさんへ

3月に入りまして、
いよいよ就活シーズンがスタートしました。
「就活シーズン」という言葉もなんか嫌なのですが
就活サイトやリクルート会社がエントリーを開始するのが3月1日0時0分。
ここは当社もそれに合わせるしかありません。

昨年の春から2024卒生に向けて
インターンシップを開催してきました。

当社がインターンで伝える事はトミソーの魅力や
自社の採用の事ではありません。

「はたらく」事の意味、意義、楽しさ、大変さを
はたらく先輩である我々が魅せる。
それにより就職する事にワクワクしてもらいたい。

という想いだけです。
なんだかんだ3月に入りまして、
会社説明会を随時開催していますが、
根本のところは全く変わらず。
先週も書いた様な「はたらくを考える」イベントなども実施しています。

さて、
先週の「はたらくを考える」イベントの前に
うちの採用担当の鬼原がTwitterで「就活」と検索したところ

#就活しにたい
#就活まだやってない
#就活鬱

の三つのワードが検索ランキングのトップ3になってたそうです。

こんな日本でいいのか?
ちょっとおかしくないか?

学生さん達は就活に全然ワクワク出来ていない・・・

なんか、学校も親も周りの空気も
「内定」を獲る事がゴール!
「内定」をはやく獲るんだ!
「内定」こそ正義!
みたいな感じになってませんでしょうか。

こりゃいかんなあと。

採用を結婚に例える事もありますし
我々経営者は採用を出産に例える事もあります。

採用とは、一緒にはたらく仲間、
家族を迎え入れると同じ事です。

 

私はインターンや、(時間があれば)会社説明会で
就活生に向けて、会社を船に例えて話をします。

会社説明会のパワポの86ページ目。
(自分で作ったパワポですがページ数に驚いています)

あなたはどの船に乗りたいですか?
学内説明会や合同説明会では、一定数の人が豪華客船に手を上げます。

理由を聞くと「豪華客船は楽しそう」という答えが来る場合もあります。
(ここ数年は減ってきた感があるのですが)
「楽しそう」素晴らしい答です。

しかし問題は「お客として乗るのか?」「クルーとして乗るのか?」です。

豪華客船にお客で乗るつもりでいませんか?

会社を船に例えた場合、
乗る目的は「はたらく」事。
お客さまを幸せにするためのクルーとして乗る事を
第一に考えなくてはいけません。

クルーとして、豪華客船の乗客を迎え入れて
最高の旅行体験をしてもらう仕事に「楽しさ」を見出しているか?
が大事なのです。

でも
説明会にいくと
年間休日は何日
有給取得率は何日
福利厚生は何日
など、条件の話ばかり聞かされて、
まるでお客さまを迎え入れるがごとく会社をアピールしている。

本当に自社の事でアピールすべき内容は
この船は、どんな考えの船長で、どんな仲間で、どんなスピードで、どこを目指していくのか?
のはずなんです。

この船が進んで創り出す未来にはどんな幸せが見れるのであろうか?
だと思うんです。

幸せの方向性や考えは人それぞれです。
船長の思う幸せが自分も納得できるか?

 

就活生はこの3月、いろんな船が停泊している港にいます。
ここから、自分が家族の一員になって目的地を目指せる!と思える船を探して見つけ出す。

内定が出る、出ないは
落ちる 落ちない
ではなくて、
合う、合わない
というだけ。

内定がもらえないからって焦らなくてもいい。

かならず自分にあった会社が見つかるはずです。

出来るだけ多くの会社を訪問し、出来るだけ多くの大人と会話して
自分のあった船をみつけましょう。

 

 

 

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