共感と同調

夏休みが明けました。

お陰様で当社は9連休を頂きましたが、
私としましては本当にあっという間に過ぎてしまいました。

当社の新卒入社の社員の松田君を含めた
若手社員人財育成のプログラム「若手塾」の総仕上げ「令和の武者修行」
の4泊5日の山登りのサポートやアシスタントのために4日は立山や有峰に登ってました。
それ以外にも急な身内の不幸があったりと、
正直、一日として何の予定もなくぼーっとする日はありませんでした。

忙しいというのはありがたい事ですね。

まあ、最終日の午前中はやっと自分の時間が出来て、
趣味であるバイクでまた有峰まで上がって
一人プチツーリングを楽しんできました。

そんな夏休みを終え、
やっと業務が再開されました。

めちゃめちゃな酷暑が続きますが、
皆さんも熱中症・コロナ対策をしっかり行って
残りの夏を乗り切りましょう!

 

さて、
先日会社内のミーティングの中で、
スタッフ同士の会話がなかなか話がかみ合わないなぁ・・・
という場面がありました。

出来るだけ理解をしようと心がけたのですが、
その場では(私では)解決できず。
悶々として、夜も考えていましたが、
ハッと気づきました。

「共感」と「同調」の違いに関して。

私たちは全ての相手にとって「共感」をするべきですし
そうしていかないと本と言うの意味で理解しあい、
協力して仕事や社会を創って行けないと感じます。

「共感」とは、決して相手の意見に合わせる事ではなく、
自分とは違った意見を持っている相手でも、
それを「この人は自分と違う意見なんだ」と「感じる・理解する」事です。

例えば、

AさんがBさんに「お前はアホやなあ!」と言ったとします。
そこでBさんが「はあ?違うわ!おれはアホじゃないわ!」とすぐに反論すると「共感」は生まれません。

そこで、Bさんが「Aさんは俺の事をアホだと思っている」とまずはその事に共感を持たないといけません。

自分がアホだと思ってもいないのに、相手の意見に屈する必要もないですし、いきなり否定する必要jもありません。

「そういう意見や考えの人もいる」事を理解する事を「共感」と呼んでいいと思います。

相手を認めるんです。

 

その上で、「Aさん、あなたが私をアホだと思ってる事は理解した。実は自分ではそう思っていない。どういう部分を指している?」
という議論を進めて行くべきですね。
ここでAさんも「Bさんは自分がアホだと思っていないんだ」という事に「共感」する事も大事です。

 

そして二人で前向きに話し合い、どちらかの意見にまとまったとします。

それが「同調」です。

 

ちょっと例を「お前はアホ」というきつい表現にしまして気分を害する方もおられるかもしれませんが
意外とこういう内容の話で共感と同調が出来ない例が多いと感じます。
※こと、自分の欠点などを突かれると人は共感できないものです。

相手を認める事。

 

これは社長だろうが新入社員だろうが関係なく

人同士として関わりあうなら大切な事ですよね。

 

私も反省して、なにかむっとする事があっても「言われても」
まずは、相手を認め、共感し、なぜこの人はこう言ったのだろう?
こう思ったのだろう? と前向きな議論を出来る様に心がけます。

この時に、違う意見とやりあうのは大変なんですよ。
方向性が違い過ぎると凄い疲れます。

だからと言って逃げてはだめですよね。

面倒臭がらずに、本当の意味の「同調」が出来るまで

関係を強くしていく事が大切だな。

と、感じた次第でした。

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