欲しい情報しか入ってこない

昨日から高校PTA連盟の全国大会で仙台に来ております。

PTA会長という役職を仰せつかうと、
こういう行事にも参加しないといけないんです。
コロナ過が明けていろんな行事が再開され、大変ではありますが、
久しぶりに仙台に来ましてそれなりに満喫しています。

高校野球の決勝戦、残念ながら仙台育英高校は準優勝でした。
もしも仙台育英が夏の甲子園を二連覇でもしたら
仙台の街はお祭り騒ぎで居酒屋とか割引があるのでは?と期待していましたが
慶応が優勝しました。
慶応高校さんおめでとうございます。

高校PTA連盟全国大会の最後の講演は仙台育英高校野球部監督の須江航氏のお話でした。
決勝が終わってすぐに仙台に戻っての講演だったそうです。
雨で順延だったらビデオ出演だったとか。
生でお話が聴けて良かったです。

普段は2時間くらいかけてお話されるくらいの濃い内容を
足早に1時間で伝えてくださいました。

沢山の示唆を与えて頂きましたが
その中でも印象に残っているのが

「人間は欲しい情報(知りたい、聞きたい)しか伝わらない」

というものでした。

こちらがいくら「これが大切だから」と思って
一所懸命に伝えようとしても
相手が「必要ない・要らない・分からない」と思っている事は伝わらない。

確かに!

と思ってしまいました。

なぜ、この話が大切なのか?を共有している相手には自然に伝わります。
向かう方向性が違う人には根本的に大切なものが違うので伝わらないですよね。

なかなか自分の想いが伝わらないなあって人には
こちら側の「大切」を伝える前に、相手の「大切」を聴く事が重要なんですね。

そこから、糸口をつかんでいく。

聴く力。

私が苦手な事です。
これは私が得意な「想い」とか「情熱」とかでなんとかなるものではなさそうなので
訓練で頑張って得意にしていくしかないです。

自分の「大切」を伝える前に
相手の「大切」を聴き取る力。

傾聴力とでも言うのでしょうか。

どこかの国の首相も同じこと言ってましたね。

肝に銘じて訓練していきます。

 

 

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