日別アーカイブ: 2023年2月24日

knowledge becomes wisdom

いきなりカッコつけて英語のタイトルにしました。

knowledge becomes wisdom
知識は智慧となる

知識とは
現在の日本の学校教育で行わわれている
「情報の処理能力で学力や成績を計り優秀さを競う」
意味の脳の記憶量の事ではありません。

知って、認識して、理解する。

認識して理解するには体感、体験をする事が大切です。

授業、教科書、テレビ、ネットなどの情報の記憶量ではなく
人と人との関係性から生まれる認知や認識、体感、そして感情や感動です。

部活で仲間と共に優勝を目指して死ぬ気で頑張った。
マネージャーとしてチームに貢献した。
文化祭の企画を成功させるためにリーダーシップをとった。
先輩に励まされながら生徒会で意見を通した。
体育祭で3年生の応援団の姿を見て憧れて、自分も応援団をやると決心した。
勢いで悪い事をした。先生に本気で叱られた。本気で反省した。
転校生に真っ先に声を掛けてクラスの皆と打ち解ける様にした。

与えられた情報ではなく自ら動く事による心の奥底に刻まれる感情の記憶です。

実際に学校とは社会の一部。
授業の学力ももちろん大切ですが、
社会の中の人間関係で育まれる「知識」もとても大切。

何が大事か?が感情や心で感じる事が出来て、やっと知識が智慧となります。
勉強だけで得られるものではありません。

そして、その智慧から自分の「正しさ」が生まれます。

何が正しいのか?

学生時代に死ぬ気で頑張った経験から、
社会人になって
メチャメチャ残業してでも「今、やらなきゃいけない時」が必ず来るんです。
ここで踏ん張る事が自分の成長、仲間との絆、その先の幸福がある。
と「知識」から来る「自分なりの正しさ」を見極められるはずなんです。

働き方改革やらでただただ残業時間に上限を設けて
「働かない時間」をふやすだけが「幸せ」「Well being」に通じる訳ではないんです。
いや、逆に遠のくとさえ思います。

何を大切に生きていくのか?を見極める「正しさ」は
人との記憶から育まれるものです。

知識は智慧となる

きちんとした知識を子供達に得てもらうには
我々周りの大人がどんな背中を見せるか?にかかっています。

学校で、どんな時もマスクを強制する事が、本気で「正しい」と思っているのか。
そもそも自分の「正しさ」を深堀りもせず
「政府が決めてくれないとマスクを外せる雰囲気にならないから外せない」
とか、大の大人が言ってて恥ずかしくないのか。

マスクを例に挙げましたが、すべての事に当てはまると思います。

自分で考える事を放棄して、周りの「情報」だけに左右される生き方。
そんな人生でいいのか?
それすらも考えられないのでしょう。

見事な軍隊式、情報入力型の学校教育の成果です。
みな奴隷になり下がってる事すら気づかない。

しかし自分の正しさがはっきりしていれば、強く生きる事ができるんです。
周りが何と言おうとも自分の「正しさ」で得た決断を通す。
そんな強さが、人生を幸せにするために必要なんです。

そんな強く生きる子供達を育まなければなりません。

教育とは
「教え、育む」

我々大人は全員が教育者です。

子供達が「知識」を体感する影響力の大きな存在です。

知識が智慧となり、正しさが生まれる。

我々大人が自分の正しさを持ち、
強く、恥ずかしくない生き方をして、
子供達にその背中を見せていきましょう。