本質として何のためにやるか?

よく会社にDMが届きます。

「年間5棟、売上2憶の住宅会社が、2年で20棟、8憶まで伸ばした秘訣公開!」

「紹介受注を倍に延ばすSNS戦略!」

「モデルハウスとLINEだけで受注率1.5倍に!」

などのタイトルの郵便物がほぼ毎日届きます。
コンサルティング会社も大変です。

手を変え品を変え
住宅業界は本当に戦争で、
ドロッドロの血の海、レッドオーシャンの中を
沈みそうになりながらクロールだか、平泳ぎだか
あるいは背泳ぎだか分からない泳ぎ方でもがいている状態です。

ちょっといい泳ぎ方をやった会社があって、
ちょっと早くなったらしいよ

ちょっと変わった呼吸法で泳いだら
少し力の使い方が変わって楽に泳げたよ

って感じの情報が飛び交っています。

でも、だれも「その海を渡って、どこに向えばいいのか?」
は教えてくれません。

 

まあ、
当たり前です。
それは自分で決める事。

でも今の競争社会・・・
その方向見えてますかね?

とりあえず、誰よりも早く、
そして長く泳ぎ続ける事がトッププライオリティとなっていて
何のためにやっているのか?
が、はっきり見えていなくなってきているのでは・・・

いや。高度成長期はそれでよかったのかもしれませんが
バブル弾けて、経済成長が停滞し、人口減少に歯止めがかからない
今の日本には、
その、
「何のためにやるのか?」
を定める事が必要なのでは?
と感じます。

あ、「お客様のため」はもうデフォルトです。
「あたりまえ」の事です。

この事業を続けた行く先には
当社や当社の社員、はたまた社会にどういう未来を見せてくれるのだろうか?
それが見えないなって感じるんです。
見えないと、夢をみれないじゃないですか!

別に住宅業界に限った話ではなく、
どの業界もそうだと思うのですが・・・

たまたまDMが頻繁に届くのが住宅関連なので
余計に目につき、そう思うのでしょうね。

じゃあ、トミソーは見えてるの?
って聞かれると、

ものすごくもがいてます!!

なので、今年、
社員のみんなを巻き込んで「トミソーの目指すべき未来」
を話し合って、どういう会社にしていくか?

を考えて、定めて、あがきながら進む道を創ります。

 

本質として、「何のためにやるのか?」
をきちっと見定められれば、
今、ちょっとぐらい沈み気味だろうが、
手が重くて足もつらかろうが、頑張れるだろうし
ちょっとライバルより浮いたよ とか
少し前に出た とか
そんな小さなことに一喜一憂もせず
ただ、進むべき道を進むのみ。
夢を追うのみ。

となるかなと思ってます。

いや、
なりたいな。

たまたまよく目についた
住宅業界を例にとって話をしましたが、

これは人生そのものですよね。

進むべき道を見定むれば
ただ一直線に進むべし

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