モノ造りの会社だからこそ。

私がトミソーを継ぐ!と決めたのが20歳の時でした。

まあ。
今思えば何の覚悟もなく、大体においてトミソーがどんな会社か?
事業内容、経営状況はどうか? すら詳しく分かってないままでの決心でした。

「じいちゃんの会社を継ぐ」

ただ、そういう感覚でした。

今年で私も40歳になります。

あれから20年経ちまして、
トミソーの社長に就任して3年になります。

事業の方向、社内組織、やりたい事、お客様の事。
分からないなりにこの三年間、勉強もしてきまして
社長という立場で色んな方とお会いして、お話して、
社員やお客様とも接して。

最近、実感した事があります。

「モノ造りの会社で良かった」

という事です。

 

形に残るモノを造るというだけでなく、
そこには、関わる全ての人の利益になる可能性があると思います。

例えば、
株や先物取引、土地の転売など、
扱う商品自体は何の変化も創造性もないのに、
時期や相場で値段が変わり、損した得した・・・
(この職種の方、大変申し訳ありません・・・)

この場合、自分が得をした時。
誰かが損をしている。
いわゆるゼロサムゲームです。

 

私達が関わるモノ造り。

取引先にも喜んでいただき、私たちも順当な利益を出し、
そしてお客様にも喜んで頂ける。
関わった人、全てが幸せになれる!!
それがモノ造り。

なにより、何も無かったところに、
新しい「価値」を産み出す。

家であったりお店であったり。

 

モノ造りに関わる仕事って、なんて面白いんでしょうね。

 

バブル前の高度成長期のような、何でも建てれば売れる時代とは
また違うモノ造り。

今は本当に価値のあるモノを造って行かないと
受け入れられず、生き残っては行けないでしょう。

 

大きな急成長は出来ないかもしれませんが、
コツコツと、
「価値あるモノ造り」を進めて行きたいと思います。
この仕事を出来る事に感謝しながら。

ありがとうございます。

 

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