拝啓 M&A業者様へ

拝啓  M&Aの斡旋業者さまへ

毎日毎日DMやメール、封書、お電話を頂いております。
大変お疲れ様です。
自宅にまで封書を送って頂ける業者さまも居られまして、
大変ご苦労なことです。
本当にほぼ毎日どちらかのM&A業者さまから
何かしら届いております。
会社の価値を認めて頂ける事は大変嬉しく思います。

しかしながら、
私はトミソーをM&Aにて売却するつもりはありません。
大きな資本の会社さんと資本提携すれば資金繰りは確かに楽になるでしょう。

今後チャレンジしたい事も山ほどありますが、
それも銀行さんに自らプレゼンをして融資を得たいと思います。
これも経営者として大切な仕事だと考えています。

また、会社の未来に関して夢があります。
トミソーの社員が活き活きと働き、
お客様と共に日本人らしい幸福な暮らしを創っていき
その姿を通して子供達や地域の方々に良い影響を与えたいと考えています。
はたらく事にワクワクできない学生さん達に
活き活きと働く未来に希望を持ってもらう。
子供達には大人として恥ずかしくない背中をみせ
立派な大人になろうと志してもらう。
私達トミソー社員がもっと成長し、立派になり、
社会に幸福にはたらく姿を魅せ続け、未来を良い方向に変えたい。

と、本気で考えています。
経済合理性で考えたらなかなか理解頂けない夢です。
資本提携を望んでおられる企業さまに
深く理解して頂ける自信がありません。

自分が経営者になって11年。
その間、色々と体感し、学び、考えてたどり着いた夢です。

私の次の経営者は社内から出します。
思いと理念を継いでくれる人を時間をかけて育てます。

したがって、
今後M&Aのご案内はご遠慮くださいませ。

大変失礼なお願いではありますが
何卒ご理解くださいますよう
よろしくお願いいたします。

餅つき大会

昨日、無事に餅つき大会を終えました。

 

今回、私はほぼ二階の門松つくり教室に居ましたので、
全体がどんな感じだったのか分かりませんが、
お餅もうまく出来ていましたし、
あんこもきなこも美味しかったし、
豚汁も美味しかったし、
きっと社員の皆、それぞれの場所で頑張ってくれていたのでしょう。
詳しい内容はきっとこの後、
広報の鬼原がトミソーのインスタでUPしていってくれる事でしょう。

https://www.instagram.com/tomiso_web/

何より、来ていただいたお客様に感謝です。

コロナ過前は年に一回、
お客様を招いての大感謝祭を
イベントプラザをお借りして開催していました。
コロナ過になり、イベントが減ったためかイベントプラザが廃業されました。

私達もOB様をはじめお客様と一緒に楽しむイベントを再開したいと考えていましたが
丁度良いイベント会場がなかったんですね。

今回、社員からの発案もあり「年末感謝餅つき大会」を開催する事になりました。
社屋を利用してのお祭りなので、イベントプラザの様に一気にお客様に来ていただく事ができません。
予約制としまして、11時~19時まで
時間を分けてご来場頂くようにしました。
まだ完全な集計は出ていませんが、約160名のお客様にご来場頂いたみたいです。
以前の大感謝祭とほとんど変わらない人数です。

「イベントを楽しみにしていました!」
というお声も頂きました。
沢山の素敵な門松つくりのお手伝いもさせて頂きました。
お餅もたくさんついて頂いたみたいです。
豚汁もたくさんおかわり頂きました。
お久しぶりのお客様とも沢山お話をさせて頂きました。

何より皆さんの沢山の笑顔を見させていただきました。

本当にありがとうございます。

今回は、当社で住宅や店舗を創らせて頂いたお客様や
賃貸住宅にお住いの入居者様にご案内を出させて頂いての企画です。

今まで、年末にOB様のお宅に営業スタッフが訪問させて頂いておりました。
トミソーとしても年一回、皆様のお顔を見させていただく事を大事にしていましたが、
年々回らせて頂くお客様の数が増えまして、年末の営業スタッフの負担という課題もありました。

また、沢山のスタッフがお客様お一人お一人の仕事に携わらせて頂いています。
その後のお客様とのふれ合いが営業スタッフ一名だけになっているのも寂しいものです。
そういう課題も解決できないかな?との観点から
今年、訪問型のご挨拶を止めさせていただきまして、
来場型のイベントを企画する事にしました。

来ていただいた皆さんには本当に楽しんで頂けて良かったです。
「来年も期待しています!」との事。
もちろん続けていきます。

残念ながら今回来られなかったお客様。
特に店舗経営のお客様には申し訳なく思っております。

しかし朗報です。
来場型で楽しんで頂くこういう企画。
年末だけでなく一年間のうちに何回か実施していこうと考えています。

一年のうちに何回かあれば、
そのうち一回は都合が合って
どこかでお顔が見られるのでは。
と思います。

顔を見させていただくだけでなく楽しんで頂く。
そして担当スタッフ一名だけでなく
社員全員でおもてなしをします。

皆さま、改めましてご来場ありがとうございました。
また来年もイベントでお会いしましょう!!

子供って必要ですか?

先週の土曜日に私がPTA会長を務める高校にて
生徒と保護者の懇談会という企画がありました。

PTA役員を含む保護者約30名と
生徒会役員を含む同人数の生徒達。

4つのテーブルに分かれて話し合うという内容です。
普段、自分の親には聞けない、自分の子には聞けない
そういう事を他人なら話せるよね。という考えから発生した企画です。

まあ、自分の子とも素直に話せよ。
とも思いますが、皆さんなかなかそうはいかないみたいです。
親御さんも楽しみにしていた方が多かったです。

各テーブル保護者・生徒は約半分づつの割合です。
もちろん我が子と同じテーブルにはなりません。

事前に生徒に「保護者に聞いてみたい事アンケート」を実施して
当日のトークテーマのきっかけにします。

私の手元には前日にそのアンケートが届きました。

勉強時間の事。
集中する方法。
携帯電話の事。
など、いかにも高校生らしい細かな内容が多かったです。

また、
将来の事。
就職の事。
仕事の事。
夢の事。
など、未来にワクワクしたり不安だったりと
これも高校生らしい質問もありました。

最後の方。
多分少数意見か、一人からしか出なかった意見だと思います。
その中で三つ、心に刺さる質問がありました。

反抗期の子供って面倒臭いですか?
どうしてもお弁当を残す日があります。がっかりしますか?
子供って必要ですか?

この質問を書いた子供の事を想像すると
涙があふれてきました。

「反抗期の子供って面倒臭いですか?」
親に迷惑をかけてるって自覚がありながら、
どうしても反抗しちゃうんでしょうね。
めちゃめちゃかわいい反抗期じゃないですか!
相手は親なんだから。気にせずどんどん反抗すればいい。

「どうしてもお弁当を残す日があります。がっかりしますか?」
お母さんが毎日工夫を凝らして、丁寧にお弁当を創ってくれてるのを知ってるんでしょうね。
食べきりたいけど、どうしても食べられない日もある。
がっかりする訳ないじゃん。そんな気遣いの出来る子だもん。
お母さんも分かってる。

そして
「子供って必要ですか?」
この質問をした子は親から不必要だと思われていると感じているから
こんな質問をしたのでしょうか?

子供の事が不必要な訳がない。

全部大人が悪い。
ちゃんと「大切だよ」と伝えられていない事が
子供達をこんなに不安にさせている。

子供をほったらかしにして、
自分の事ばかり考えているのでしょうか。

子供が必要なかったら、親なんてもっと必要ないじゃないでしょう。

かなり心にきまして。
冒頭のPTA会長の挨拶で、この件に触れ
保護者を代表して私から生徒達に「子供は大切だよ」と伝えさせていただきました。

そのせいか、
各テーブル、表面上の勉強時間やら校則やらスマホ時間などの話題はそこそこに
子供は大切か?とか将来の夢の話など、
深い内容で話し合いが出来たみたいです。

短い時間でしたが
凄く良い時間になりました。

目に見えて分かりやすい話題は答えも出やすいです。
しかしレイヤーの深い、抽象度の高い話題はなかなか答えはでません。
そういう事を時間をかけて意見を出し合って考える事が大切で、
その中で各々が改めて大切だと思い返せる。

そしてお互いの信頼関係にも繋がります。

 

子供って必要ですか?
子供にこんな質問させないように、
きちんと対話をしていきましょう。

 

自責と他責

どういう会社や組織に属するかって事は
今の日本の社会においてある程度は自由に選択できます。

ブラック企業であろうが優良企業(何をもっての優良か?はおいといて)であろうが
辞めようと思えば辞めて違う会社を選択できます。
今の日本なら、比較的簡単に自身の努力で
違う会社を選ぼうと思えば選べるんじゃないでしょうか。

それが出来ずに(せずに)、
環境がどうとか時期がどうとか生活がどうとか
うじゃうじゃ小言を言いながらズルズルと今の(良くない)と思ってる場所に居続けると
ゆでガエルになり、今に何もできなくなります。

何もやらなかった期間が長くなりすぎると、
一歩を踏み出す力がもっと必要となります。
小刻みでいいのでちょっとした挑戦を続ける事も大事。

転職だけではありません。

仕事を通じた日々の活動の中でも
環境や何かを変える挑戦をせず、
小言をいいたくなるような「良くない」と感じている場所に自分を置いておいて、
なお何もしない(出来ない)のは
環境のせいでもなく、時代のせいでもなく、ましてや他人(周囲の人)のせいではありません。

全て自分の責任。

周りの文句を言っている人のその小言。
大体は自分の文句に置き換えられます。

今の環境は全て自分の責任で起きています。

挑戦しない理由を探すのではなく、
挑戦した後の未来を創造して、
理想を求めて一歩を踏み出す。

踏み出した一歩によって見えてくる世界も
自分の力のおかげです。
それは人生を豊かにします。

だって他人から与えられたものではなく
自分の責任で、
自分の力で掴んだ世界だから。

良きも悪きもすべて自責。

出来ない理由を並べずに
理想の未来に向けて少しづつ挑戦していきましょう。

夏の記憶

今年の「令和の武者修行」の動画が完成しました。

 

真剣に向き合った彼らの5日間です。

8月なのに凍えるような寒さと雨風
登山道にある新しい熊のフン
雷鳥の親子
早朝4時の登山
そこから見えるまだ眠る富山平野の街並み
満天の星空
遠くの峰に光るAグループのヘッドランプの列
今シーズン1番の晴天の中でのご来光
雲海の向こうに見える富士山
すれ違う仲間の笑顔
励ましあって遂行できた達成感・喜び
山の雄大さ そしてそれを登り切った誇り

私はBグループに随行しましたが
今年も若手社員達と子供達に大きな勇気を頂きました。

参加した子供達にも目に見えるような大きな変化はありませんが
確実にこの体験を通じて心の中に勁さ(つよさ)を生み出しています。
親御さんからのお礼のメッセージに書かた子供達の様子でわかります。

今回も仲間の内山精工の内山社長の手作り動画です。
27分の動画 ぜひ最後までご覧ください。