物理的距離感

10月の初めの事ですが、内定式の後に来年の若手塾(合同の新入社員研修)
参加者を集めてチームビルディング研修を実施しました。

トミソーにも来年の4月に新入社員が入ります。
埼玉県に住む女の子です。
もともと富山には縁もゆかりもない子ですが
トミソーの事を知って、
何度か富山に来て、社員とも会って
うちで働く!と決めて。
めでたく4月からトミソーの一員となることになりました。

その日は午前中に社内で内定式を行い
午後にはKOTELOに移動して研修を行いました。

来年の4月から一緒に研修をするメンバー8名(だったかな)
はもちろん初対面です。
昼食も共にしていましたが、なかなか緊張はとれません。

研修の中で30センチ角くらいのちいさな木の板の上に
5人が全員乗るゲームがありました。
肩を組んだり抱き合ったりしなければ乗れません。

チームに分かれて取り組みまして
結局は1チームしか成功しませんでしたが

彼女曰く

体をくっつけて取り組む事
同じ目標に向かって皆で頑張る事

を通して一気に仲良くなったと言ってました。

物理的距離間って
チームビルディングには大事な事だと再認識しました。

ミーティングなども大会議室で離れて座って話をするよりも
近づいて並んで話をする方がお互いをおもんばかる内容や会話になると感じます。

昨年、全体会議のやり方を変えました。
教室型だったテーブル配置を椅子だけを円形に並べる事で
全員の一体感が出る様にしました。
会議の雰囲気が和やかになったと思います。

人間関係上の緊張感があったり、発言しにくい空気感があったりすると
その一人一人の最大の力を発揮する事はできないと感じます。

握手やハグ、海外で目にする頬へのキス。
人間同士の関係性を深めるには重要な事なんでしょう。

行動や環境も人と人の関係やパフォーマンスに差が出るのであれば
ただ話すだけの場をつくるのではなく、
環境や距離感もデザインしていきたいですね。

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