日別アーカイブ: 2023年10月6日

恥の概念

10月に入りすっかりと寒くなりました。

8月の武者修行からもう2ヵ月が経とうとしています。
月日が経つのは早いです。あれからあっという間でした。

ボーっと寝てる様に生きていると、いつの間にか無駄に命を使っちゃいそうです。

今の瞬間、瞬間を一所懸命に最善を尽くして生きたいものです。

さて、
先週はここで、生命体としての命の使い方の話を書きました。

こういう事も知識として知っていないと「認識」には繋がりません。
認識とは得た知識から自分の考えを得る事。
いろんな知識を吸収して、日々現れる事象をどう捉えるか?
それがそれぞれの人の認識によって変わります。
人それぞれの認識の違いは人それぞれの教養で変わってきます。

教養と認識って大事でして、ただボーっと生きていると

コロナが怖い。
マスクしなきゃ。
ワクチン打たないとだめ。
増税やむなし。
ソーラーパネル大賛成。
SDG’大賛成。

など。
テレビやネットで流れてくる情報を認識としてとらえず
知識としてただただ鵜呑みにしちゃいます。

自分としての認識をしっかりと持ち
考えながら、日々判断や決断をして
外からの情報を鵜呑みにせずに
自分で行動を決めて生きていきたいです。

しかし、人間ですから失敗もするし間違った行動もとります。
自分のとった行動を後から恥じる事もたくさんあります。

でもその「恥」の概念が大事です。
恥の認識が出来る事は、昨日よりはちょっとは成長できているって証です。
恥ずかしい行いはしない(したくない)と思う事が大事です。

そして、その恥ずかしいの基準はなにか?

認識から基づく行動を積み重ねた経験からくる、
自分なりの正しさが基準になります。

その基準が道徳に基づくもななら素晴らしい「恥の概念」となるでしょう。

先週に書いた命の使い方。
年寄りになっても子供を大切に出来ない人。
それを自分で恥ずかしいと思えなくなっている大人が多くなっているって事は
日本人に教養が足りていないって事の現れだと思います。

昔の日本の武士道ならば、恥ずべき行動をしたらば腹を切る。
恥ずべき行動をとったら、死して自分の想いを伝え、後世に「恥」と「汚名」を残さない。
それくらい自分の道徳と正しさの中に生きていました。

現代はそうはありませんが、じゃあ反省しなくていい訳ではない。
振り返って「恥ずかしい行動をした」と顧み反省し次に活かす。
弱い自分もありますが
教養を身に着け、道徳と正しさを大切にしながら生きる事。

現代人とて、大切にしていきましょう。