台風18号が迫る中、
昨日、一昨日と夢ハウス本部がある新潟まで
ビジネスパートナー総会に行ってきました。
全国から350社以上のパートナー企業が一同に会する
年に一度の総会です。
しかし今年は台風18号の影響で、飛行機や鉄道のダイヤにかなり大きな乱れや運休が出て
朝の集合の段階からかなりの混乱が出そうでした
私は遅れてはならん！と前日より新潟へ前入り。
かなりの混乱かな？と思いましたが、私の乗ったバスは
ほとんどの方が揃っていました。
さすがは同じ想いで家造りをしている方々です。
真剣さが違います。
まずは最新のモデルハウス見学から。
リセット住宅モデルハウス
築35年の中古住宅を全面リフォームした
なんと、リフォームのモデルハウスなんです。
夢ハウス本部のモデルハウス共通して言える事。
まずはお庭が素敵です。
素晴らしい日本庭園。
夢ハウスの赤塚会長は何年かに一度は京都へ行かれるそうです。
京都の枯山水をヒントに造られたお庭。
これだけでも見る価値ありです。
こちらが室内。
ほぼそのまんま「郷の家」ですね。
築35年の中古住宅を
ほとんどスケルトン状態までひっぺがして
耐震性、耐久性を向上させる工事をした上に
柱の位置や階段の位置まで必要に応じて変え
間取りも現代風にして、住みやすいレイアウトや導線にします。
そして、断熱性能も向上、サッシや玄関ドアなども断熱性の高いものへ全て交換。
キッチンやお風呂や洗面台などの水周りも最新のものへ交換。
極めつけは、夢ハウスオリジナルの健康に配慮された天然無垢建材を利用しての
内装仕上げです。
床ももちろん無垢の赤松。
壁は珪藻土壁紙。
建物の骨組みは35年前のものをそのまま利用して、
そして中身は最新の「郷の家」と全く変わらない性能と機能と設備と
そして住み心地。
さて、これでお幾ら？
生々しい話ですが、やっぱり2000万円越しちゃいます。
リフォームで2000万円超え！
しかし、面積は48坪もあるお家なんです。
30年くらい前のお家って大きな家が多いですよね。
逆に考えると、新築の郷の家と同等の性能、住み心地の
48坪もある大きな家に3000万円をゆうに下回る金額で
住めちゃうわけです。
リフォームですから固定資産税も上がらない。
相続税審査でも評価額はがくっと下がります。
そして、なにより住まわれてきたおじいちゃんやお父さんの
思い出の家をそのまま残して住めるわけです。
これが「リセット住宅」
築年数をリセットするという意味です。
新潟の夢ハウス本部ではこのリセット住宅がものすごい勢いで
伸びているそうです。
家の骨組みさえしっかりしていれば、
直しながら何年も何十年も、何百年も住み継いで行く。
「郷の家」のコンセプトとも完全に一致していますね。
富山でも、大事な家を壊したくない！
でも冬は暖かく、夏は涼しく。
そして健康に暮らせる家にしたい！
って夢をお持ちの方はおられるはず。
まだまだトミソーでは、ここまでの体制は整っていませんが、
そういう方の夢をかなえるお手伝いが出来れば・・・
いや、かなえたい。
また新潟で、ひとつ刺激を貰ってきました。
続いて、全く新しい、夢ハウスフリープランのモデルハウスです。
これは夢ハウス赤塚会長が監修をした、
今の夢ハウスの持てる技術の総力を結集したモデルハウスだそうです。
確かに凄い。
この数年で古民家再生と寺院建築まで手がけた夢ハウス。
そこで得た技術やノウハウが詰まっています。
4層構造のスキップフロアに、小屋組みが複雑に絡み合ってます。
もう今自分が何処にいるのか？ここは何階なのか？
訳がわからなくなります。
こんなの図面で、イメージ出来るのかな？
と、思いますが、
きっと赤塚会長は、ビシっとイメージを頭に描きながら
このモデルハウスを造ったのでしょうね。
その赤塚会長です。
熱い想いを私達パートナーに伝えてくれます。
この建物には「テーマ」があるそうです。
テーマ。
私達はテーマを見据えて建物を造っているだろうか？
いや、もちろん「お客様が幸せに暮らせる家」ってテーマは永遠に変わりませんが、
家づくりそのものに賭ける想いってのも大切です。
タイトスケジュールでして、滞在時間が20分しかなく、
とにかくさっと見て回るだけで、もう出発でしたから。
もっとゆっくりと、赤塚会長のテーマを感じたかった・・・
あまりにもスケールがでかすぎて、
実際のお客様の建築の参考になるかは分かりませんが
また訪問して、ゆっくりと「感じて」みたいと思いました。
そして、視察の最後はＴＳＵＭＩＫＩモデルハウス。
郷の家で使用しているこだわりの材料はそのままで
ロフトや二階の間仕切壁などを選択できるようにしてコストダウン。
また、間取りも究極まで省スペース化して、
お求め安い金額にてご提供しよう！というコンセプトの家がＴＳＵＭＩＫＩです。
平面プランは見ていましたが、
やはり実物を見てみないことには良さは分かりません。
昨年もＴＳＵＭＩＫＩのモデルハウスがありました。
今回のモデルとは違うスタイルのものです。
昨年のモデルは、どうしても欲しい！ってお客様が現れて、
予定より公開終了をかなり早めてお譲りしたそうです。
このモデルハウスも完成したばっかりですが、
もうすでに買い手が決まっているそうです。
それくらい、このＴＳＵＭＩＫＩは、いいと思います。
コンパクトにまとまって、そして郷の家と全く同じ天然無垢材に断熱材。
そしてコストパフォーマンスのよさ。
これは私達トミソーも推し進めてまいります。
来春には、ＴＳＵＭＩＫＩスタイルのお客様の完成見学会を開催する予定です。
これもやはり一つの夢のカタチ。
富山にて公開できるのが楽しみです。
そして総会会場になります朱鷺メッセへ移動して、
総勢350名を越す人数での総会スタートです。
会場の中や外にも新商品や協賛メーカーの展示ブースが
所狭しと並んでいます。
夢ハウスのオリジナル商品もたくさん新商品がリリースされていました。
家も進化していますが、オリジナル商品もどんどん進化しています。
どこまで進化し続けるのでしょうか。
全国のパートナーさんの事例紹介も素晴らしかった。
細かい部分でパクる（参考にする）所は沢山ありました。
ただ、そういう手法やテクニックだけをパクッてもあまり意味がないんですよね。
各パートナーさんが個々の規模や土地、スタッフの特性や元々の会社の特性や
成り立ち。 そういう個々の問題や特徴を活かして。
「真剣に」
考え抜かれた末の、その各々の手法。
それは真剣にやっているからこそ、生きてくる手法なんでしょうね。
皆さんのお話は本当に素晴らしくて、
どのパートナーさんも特徴を全面に出したやり方で郷の家を推し進めていて。
そして成功をしている。
私も、この富山の地で
トミソーという歴史ある会社で、
今頑張ってくれている素晴らしいスタッフと共に
「真剣に、思い、考えた」
手法で、
この「必ず幸せに住んでいただける家 郷の家」を拡げて行きたいと思います。
初日の夜は、全員参加の懇親会。
プレカットを担当してくれています夢ハウスプレカット室の風間君。
変に気を使ってビール注ぎに来たので
逆に飲ましたりました。
いつも無理ばっかり聞いてもらってます。
本当にありがとう。
ビジネスパートナー担当、
いつもお客様を新潟へご案内させて頂く時に
うちのスタッフとお客様がお世話になっています武石君
いつも本当にありがとう。
ちょっと前までは新入社員で、
ちょっと頼りない？感じもありましたが、人柄でカバーしてましたよね。
今では後輩までついて。
ビジっとして。 凄く大きく見えました。
夢ハウスは厳しいよ
とは、内外からも聞きますし、赤塚会長も良く言っておられます。
でも、人間が成長するには、厳しい環境って大切ですよね。
こんなに大きく成長した会社です。
もちろん、社員も大きく成長するんでしょうね。。。
とか、
いろいろ考えながら。新潟の夜は更けていき・・・
さて、お話は変わりまして。
実は昨年に引き続き、今年もあの建築家 安藤忠雄先生の講演がある予定だったのです。
ところが、体調不良により、急遽キャンセルに。
赤塚会長によりますと、ちょっと重い病気かも
との事でした。
「死ぬ気で仕事して、ああやって世界一になった人だ、体も壊すぜ」
とは、赤塚会長談。
安藤先生も、このままではあまりにも申し訳ないとの事で
約3分ほどのビデオレターを変わりに放映されました。
3分のメッセージ。
世界で仕事をして始めて分かった。日本の建築技術は世界一だ。
その技術を継承していくのは、日本中に無数にある工務店一つ一つ。
本物の建築をやり、世界一の建築技術を守り、発展させて欲しい。
その最も素晴らしい組織がこの「夢ハウスパートナー」だと言える。
皆さんで必ず守って下さい。
死ぬ気で仕事をしてきた男のメッセージは
たった3分でも十分すぎるほど伝わります。
そして、お詫びにと参加者に新刊の本のプレゼント
中には直筆？？のサイン入り。
心遣いも完璧です。
さあ。
そして二日間をしめくくる。赤塚会長のお話です。
「本物になろうぜ！」
「ニセモノの材料使って、ニセモノの家建ててたら、
人間までニセモノになってしまう。 発する言葉も書く文章も全部ニセモノになっちまうよ。」
「本物になろうぜ！」
全く、毎回ガツンとくるお話です。
細かいことは気にしない。
外野からうだうだ言うやつも、これから出てくるだろうけど
そんなのも気にしない。
やっぱり本物を造っていきたい。
本物の人間になりたいです。
本物は、自分の想いを表現するのに、
こんなたくさんの文章量は必要ないはずですよね。
今回も長いブログになりました。
もっと簡潔に書けるよう心がけます。
最後まで読んでいただいた方
どうもありがとうございました。