先週に私の父が永眠しました。
立て込んでいまして先週はブログをアップする事を失念しておりました。
改めまして父の通夜及び葬儀にご会葬頂いた皆様、
電報や供花を送って頂いた皆様、
本当にありがとうございました。
父は、昔に一度トミソーに入社しましたが
10年ほどで退社し、個人事業主としてコツコツと働いていました。
決して経済的や事業的に大々的な成功と言える感じではなかったと思いますが
日々を楽しそうに過ごしていました。
葬儀に際し町内の方やテニス仲間の方が大勢駆けつけてくれました。
一昨年に父が町内会長をしていたそうで、
その際に大変お世話になった
父が居なかったらうまく行かなかった
会長の任期を終えた後もずっと相談にのってくれた
など、私が知らない町内での父の一面をたくさん聴かせて頂きました。
父は町内会という社会の中で、自分なりの「良い影響」を周りに与えていたのですね。
父がもしも、いい加減に適当に会長職をやっていたら
皆様からそういう言葉は聞けなかったと思います。
人が死んだ後に経済的な成功や名声は持っていけません。
しかし、周りの人にどんな思い出を残していくか?がその人の生き方を物語ります。
経済合理性ばかり取りざたされている世の中ですが
やはり社会にいかに良い影響を与えるか?が人が生きる上で大切だと感じます。
そして、
出来うるならばその影響を与えられる社会の範囲を大きくしていく。
何度も言っています「はたらく」とは
「傍を楽にする」「周りを幸せにする」ことです。
改めて大切なことだなあと感じます。
「お金を稼ぐ」が一番ではないですね。
父も75年間一所懸命にはたらいてきたのだなあと感じました。
たとえ一人でもいいので、
死ぬときに誰かに感謝される生き方をしたいです。
そういう人生を過ごし、生を全うする事を「幸せ」と言えるでしょう。