ハイパーラポール(多分造語です)

ラポールって用語がある事を最近知りました。

カウンセリングの用語らしく、
語源はフランス語の「橋をかける」という意味みたいです。
カウンセラーがクライアントと心と心の間に橋をかけて、心から信頼できる間柄になる
みたいな感じでしょうか。
ラポール状態を創り出す事が、カウンセリングに限らず
社会、会社、家庭、など人間関係で成り立つ「場」には必要な状態でしょう。

会社でも社員同士、社長と社員、それぞれが仲間としてラポール状態を創る事が大事なのです。

って、簡単にそんな事が出来れば、楽で仕方ありません。
今までの関係構築がうまくいってなければ、なかなか難しいでしょうし、時間をかけながら
関係構築をしていく必要があります。

しかし、その状態を一気に創り出す事が出来る。
しかもラポールを越えたハイパーラポール状態を創れるのが
「共に困難や課題を乗り越えた経験」です。

部活で日本一を目指して、仲間で一致団結して練習に励んだ
文化祭を成功させるために、皆で頑張った

などの経験を共にした仲間はラポールです。
そして、力を合わせてその目標を達成した状態をハイパーラポールと言うそうです。
(多分、その言っている方の勝手な造語でしょう)

昨日、
有志の経営者で実施している合同の新入社員研修の第五講がありました。
称名口から大日平小屋までの登山道を、各社の新入社員14名が往復します。
ご存知の方は分かると思いますが、なかなか険しい山道です。

かなりの猛暑でした。
登り始めて30分で、当社の若手が一人、軽い熱中症になりました。
他のメンバーは泣く泣く彼女を置いて先に歩みを進めます。
同伴した仲間の社長さん達は、この状態では目的の小屋までは登れないだろう
って思ってたそうです。
私と彼女とその場に残り、少し休憩をし、吐き気と頭痛が収まって。
顔を見たら、全然死んだ顔をしていませんでした。

登り続ける事を決心し、
途中、休憩や水分補給、塩分補給をこまめにして
他の若手社員に遅れる事約1時間で小屋に到着しました。

当初は、まさか登り切れるとは思ってなかったでしょうが、
途中経過をLINEでやりとりして、
皆、最後は「彼女は小屋まで来る」と信じて、待っていてくれました。
私も、彼女の顔を見て、「皆と同じ経験、景色を見せてあげたい」
と思いました。

あのゴールの瞬間はそこに居た全員が「ハイパーラポール」状態だったと思います。

その瞬間は一瞬でありますが、そこにたどり着くには、小さな一歩の積み重ねが必要です。
そして、その関係性はずっと続いていくでしょう。

なかなか会社でこれを実現するのは難しいのですが、
これを体験した人間が社内で増えていくと、また変わってくると思います。

今日の彼女もいい顔をしていました。
体はボロボロみたいですが(^-^;

こういう場を創っていく事が、
社会を引っ張って行くリーダーのやらなければいけない事なんだと
実感しました。

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