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共創を産む多様性

人間ですから人それぞれ考えや意見は違います。

自分の意見や主張をきちんと発信出来て
自分と違う意見があるんだと受け入れ、
その上で、「同じ方向を目指して」進んでいく事を
ダイバーシティとか多様性を重んじながら生きるって事だと思います。

意見や主張が違う相手をディスったり、違う意見を認めなかったり
自分の主張を通そうとすることは共生や共創を産みません。

そんな人は一人で生きていけばいいんです。

私達は社会を創っています。

嫌でも社会で生きていかねばなりません。
共に生きていくしかないんです。

社会とは
は小さい規模から家族、友人、学校、会社、地域、国、地球、宇宙

その単位ごとで同じ目的や方向を向いて生きるべきなんですよ。本来は!

目的や方向が同じ中で、意見を言い合うのは正しい多様性のあり方です。
皆が自分達の現在地が違う事を認識しあって、それぞれの場所から同じ目的に向かうには
どうしたらいいか?を考え合わせていく作業はちっとも苦にならないでしょう。

向かう方向が違う者同士が、自分の主張を言い合っていると
まったく建設的な話になりません。

共に生きるのならば、
その向かう方向を共有する仲間とでしか一緒には進めませんよね。

それを分かってなく、多様性やダイバーシティを振りかざしている人も見受けられます。

自分も気を付けていかなければいけませんが、
共創を産む多様性を重んじていきたいです。

自分に問う

随分と、
以前に比べたら、本当に「何がやりたいのか?」が見定められてきていると感じています。

人生を賭けられる事。
寝ても覚めてもその事を考えられる事。

「トミソーの社員をキラキラ輝かせる」
・そのためには幸せな働き方が出来る様になる
・その社員の背中を見た子供達が、働く事にワクワクする
・仕事を通して得られる幸せとは、仲間と共に本気で取り組んで得られる達成感

「学生や子供達に、建築という事業を通して働く事のワクワクを伝える」
・インターンシップを採用の場ではなく、ワクワクを伝える場にする
・採用活動を通して、学生に働く幸せを伝えていく

この二つに人生を賭ける。

と、迷わずに言えます。

もちろん、一人でこんな考えに達した訳ではなく
色んな方の話を聞いて、色んな経験をして、
色んな方の実践を目の当たりにして。

そうやって、腹に入ってきたのです。
最初はそうやっている方の話を聞いて、
いいな~くらいに思いました。

それが、いいなじゃなくなって、
もしかしたら自分でもできるのかも・・・に変わり
いつしか、
いやそのきっかけもあるのですが、
絶対にこれをやる。やり続ける。
と腹に入りました。

しかしそれは、本当に自分の内発的な目的なのか?

誰かにこう思われたいとか、
やっている方に追いつきたいとか、
外発的な要素はないか?

外発的な要素があると
全く説得力のない話になります。

それでは伝わらない。

恥ずかしながら、
久しぶりに稲盛塾長の言葉を思い出しました。

「動機善なりや? 私心なかりしか?」

自問の日々です。

 

でも、なんとなくですが分かりかけている気がしているんです。

だから毎日考えています。

人が強くなるには

人間は弱い
でも強くならないといけない

 

産まれ持って強さをもっている人は居ません。
最初は親や家族という小さな単位から始まり
保育園、小学校、中学校・・・と
社会の中で人と触れ合って強くなるものです。

本当の意味の「幸福」という気持ちも人との触れあいの中で得られるものだと思います

 

人が良い人生を全うするには「強さ」が必要だと
先週、再確認しました。

人間が一人では生きていけないのは明らかで、
産まれ持って強さを持った人間が居ないのも明らかであれば

人間は、社会のなかで人と接しながら「強さ」を得ていくものなのでしょう。

とはいえ、ただただ「困難に立ち向かえ!」という訳ではありません。

一人で立ち向かったら、そりゃ折れます。
無理です。
よっぽどそれまでに強さを持った人はそうできるでしょうが、
困難に立ち向かうには必ず志(こころざし)を共にする仲間が必要です。

一人で立ち上がって困難に立ち向かう人も、まずは志を共にする仲間を求めます。

仲間が出来るともっと力が得られ、もっと強くなれます。

強くなるには、仲間が必要。

 

会社という単位の社会に、うちの社員は居ます。
その中で、社員に幸福になってもらうには
強くなってもらいたい。

強くなるには、社員が志、会社単位で言うと
「はたらく目的」を合わせる必要があります。

その目的は、会社それぞれ違うかもしれませんが、

今、ぼんやり見えてきているところは、

「皆で強くなる」

です。

「強さ」の定義は、これもまだぼんやりなのですが・・・

優しさ
厳しさ
・・・ちょっとまだまだあるとは思いますが
雲の中

でも、
チームが皆、同じ目的で、
それぞれ設定した目標に向かって進んでいけば
一人では乗り越えられない困難でも、乗り越えられるでしょうし
その時の達成感は、一人の時とは比べ物にならないでしょう。
ここで逃げていてはダメです。

 

なんで会社を経営しているのですか?
と聞かれたら、

「社員を強くしたいから」
と答えます。

それはなぜですか?
と聞かれたら

「社員に幸せに仕事をしてほしいから」
と答えます。

それでどうなりますか?
と聞かれたら

「社員の子供達が、キラキラ仕事をする親の姿を見て、
仕事って楽しそう。仕事ってワクワクすると、未来に夢をもってほしいから」
と答えます。

 

日本の未来を良くしたいから。

まずは自分の子供達
トミソーの社員の子供達
地域の子供達
富山の子供達

キラキラさせたいです。

 

正しい力

前回のブログで、
資産運用や不労所得の事を書きました。

政府(岸田さん)が「骨太の方針」と言って
貯蓄せずに運用に回そうよって政策です。

いやいや、そもそも国民の個人でそんなに貯蓄あると思ってるの?
ってぼやきや怒りが沢山たくさんつぶやかれていますね。

確かに愚の骨頂な方針ですし、日本はヤバイって感じます。

どんどんおかしくなっていく政府の方針には、断固として立ち向かわなければいけません。

マジでコロナ対策使途不明金とか追及しないといけません。

とはいえ。
私達に出来る事の限度はあります。
諦める事はありませんが、時間がかかりそうです。

 

私達は、「正しい事」を「正しい」と言い続けないといけませんし
「正しい事」を事業を通して推し進め、
利益を出して、
社員にいっぱいお給料を払って
お客さまにも幸せになってもらって
地域社会に役立つモノを創り出していく

そうやって地域から大事にされる企業になり
「正しい力」で発信力を高める。

こちらも時間はかかりますが、
ゆるぎない地盤が創れると思います。

近江商人の言葉で「三方よし」があります。
売り手よし
買い手よし
世間よし

当社の企業理念にも
お客様の夢の実現
従業員の幸福の追求
地域社会に価値ある物を創り続けます

とあります。
最近、本当にこの言葉の意味の深さを感じます。

これが本当の「正しい商い」だと感じます。

 

今、来期の設立70周年に向けて、トミソーのあるべき姿を毎月話し合っていますが
やはりここにたどり着きます。

正しい生き方もここに尽きるでしょうね。