日別アーカイブ: 2022年4月9日

事の勝敗は今この一瞬に在り

4月6日、7日と二日間、百年示道塾とやまの合同新入社員研修があり
昨日、8日は若手塾の第一講がありました。

二日間の研修は
百年示道塾に加盟する企業5社の新卒入社社員を対象にした研修です。

「百年後の子供達に明るい未来を残す」を理念とする百年示道塾の研修です。
もちろんですが、マナー研修なんてなく、
社会人とはこうあるべきだという様な座学もありません。

とにかく「考える」こと、
それを書く事によって「文字化」すること、
そして出席者同士が対話して「アウトプット」すること、
他の人の意見を聞いて、また「考える」

こういう事をDVDを見たり、誰かの話を聞いたりしたあとに
繰り返しやります。

初日の最初の問いが「人はなぜ働くのでしょう?」というものでした。

毎年、新入社員を若手塾に送りだしている会社の新人だけに
会社説明会などでしっかりとその会社の理念や考え方を聞いて
その方針に共感して入社した若手ばかりです。

やはり「生活のため」とか「お給料のため」とか
のたまう社員は一人も居ませんでした。

みんなきちんと働く意味を真剣に考えて
答えていました。

当社は二名の新入社員しかいませんが、
同じ時に社会に出た仲間が15人も居て、
しかも同じ様な考えに共感したメンバーばかりです。
すぐに打ち解ける事ができていました。

3日目の若手塾は毎年恒例の8月の登山「令和の武者修行」を最終講とする
若手社員研修です。
新卒以外の若い社員も混じっています。

ここでは「生きる」をテーマに話がありました。

昨今、
やりがい搾取とか、ライフワークバランス
とか言われていますが、
こうやってしっかりとした考えを持っている若者もちゃんと居ます。

ライフワークバランスの話し合いの中に
「ライフとワークを別々に考えるからおかしんだよ
ワークはライフの一部。
ライフの中にワークが入ってる。
しかも人生の多くの時間をワークが占めるんだから
ワークが充実したモノにならなければ人生が充実する訳が無い。
だったら、何かしらのやりがいを仕事で見つけて、
一生懸命仕事をする事で充実感を得たい!」

つい先日まで学生だった22歳の言葉ですよ!

皆がみな、こういう訳ではないでしょうが
少なからずこういう素晴らしい考えを持って夢を描きながら新社会人になった人は居るんです。
そして、そういう人が集まってこうやって意見のぶつけ合いをすれば勇気が出るでしょう。

これから仕事が始まれば、くじける事もあるでしょうし
思うようにならない事もあるでしょう。

しかし、こうやって富山に頑張っている仲間が居るって
ものすごい勇気を貰えると思います。

必ず、仕事と会社を通して人生を豊かなものにしてあげたい!

仕事がお給料のためとかお金儲けのためだけになっていては
人生自体が有意義なものにはなりません。

 

死んだように生きている大人が多すぎる。
何を目的に生きるのか?
それを全うした人は
死して尚、人々の心に生き続けるでしょう。

そのためには、「今」を一生懸命生きるのみ。

事の勝敗は今この一瞬に在りです