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ロシアのウクライナ侵攻

昨日、とんでもないニュースが飛び込んできましたね。

本来なら、先週のブログで書けなかった
「幸せホルモン」の事を書こうと思ってました。
こんな時だからなおの事、幸せについての事を書くべきかなとも思ったのですが
昨日から始まったロシアのウクライナ侵攻
なかなかリアルタイムでこんな大変な有事が進行する事もないだろうと思いまして
自分の考えている事を、時系列で記録する意味も含めて、
記していこうと思います。

まだ昨日の今日ですから、
情報も錯綜していますし、まだまだ頭の中でまとまってない部分もあります。
後に見返して、今の心境や見解は間違ってたなって思う事もあるだろうけど
素直に思った事を書きたいと思います。

まず、プーチンさん凄いですね。
凄いと思ったと同時に怖いとも思いました。
ああいう行動を起こす事が怖いっていうのもありますが
あれをやるチャンスを7年以上前から伺っていたわけです。
完全に確信犯です。

今や世界は情報戦で米露どちらにも無数のスパイがいる訳で
今回はプーチンさんの執念勝ちでしょう。

どうしてもウクライナが欲しいプーチンさん。

どうやったら獲れるか?
色々と作戦を練っていたのでしょう。

北方領土とウクライナでは重要度が全然違います。
ウクライナは欧州ではロシアに次ぐ国土面積の国です。
土壌も豊かで石油や天然ガスも取れます。
けっして小国対大国ではないんです。
ロシアの首都モスクワとの距離を見ても
バルト三国への足かかり的な地理的状況を見ても
ウクライナは重要拠点です。

昨夜になって私も急いで色々と調べましたが
9世紀のころからロシア帝国とウクライナの首都キエフは
関係があったみたいです。
1100年前から離れたりくっついたりしている国なんです。
ロシアのウクライナ侵攻はもう民族のDNAに刻まれているの?
ってくらいでしょうか?(言い過ぎ)
まあ、ヨーロッパの国々はほとんどがそんな感じですよね。

2000年以上一国を保ってる日本は稀有な国なんです。

さて、プーチンさん。
スパイを使った情報戦(諜報戦)で

・アメリカは出兵しない
・ついでにNATOも出兵しない
・中国は味方する
・経済制裁はそこまで酷くならない(お互い弱るし、中国居るし)

と確信をもてたのでしょう。
(プーチンさんの予測が外れる事を切に祈る!!)

現時点(2/25 AM10:00)まだ侵攻開始から24時間経ってませんが
すでにプーチンさんの予測通りに世界は動いています。

アメリカ世論は、
アメリカ軍の派兵に反対派が過半数
湾岸やイラクやアフガンの記憶は良い物ではなくて戦争疲れなんて言われています。
次期選挙を見据えてトランプさんに対してどうしても支持率を維持したいバイデンさんは
世論を納得させたり、ある程度無視した強行突破が出来ないでしょう。

NATOに関して、
ロシアからの輸入が完全ストップすると
経済的に困ってしまう欧州の加盟国が多くあります。
NATOは早々と正式にウクライナへ出兵しない旨を発表
NATO加盟国の中でもロシアとパイプの太い国に
プーチンさんからの何かしらの裏工作もあったでしょう。

中国は、
もしもアメリカやNATOがロシアのウクライナ侵攻に対して
軍事介入をしないって既成事実が出来ていしまえば、台湾侵攻しやすくなります。
いや、やりたいんですよね。
軍事力的には中国の方がロシアのより比にならないくらいデカイので
脅威は中国なのです。それで台湾やらウィグル地区でちょこちょこと動いて
アメリカの注意を惹きロシアから気を逸らせさせていたのかもしれません。
バイデン政権になり、ロシアの危険度を下げ、中国を第一危険国家としました。
もしかすると、全てプーチンさんの思っていたままかもしれませんね。

今からロシアへの経済制裁が始まります。
早々と中国はロシアからの小麦の輸入を拡大すると発表しました。
ウクライナ産が入って来なくなる事を懸念して
もう今月4日にはロシアと協定していたとの事。
いやいや、まずウクライナ産が滞りうそうな原因もロシアだし、
そしてその発表を、侵攻開始の昨日やる?
もう確信犯でしかない。
もうジワジワと固められてきています。

 

プーチンさんが「今!」と決めた背景には
いろんな情報を見て、「行ける」と判断したのでしょう。

ウクライナ東部の親ロシア派地域(それも元侵攻ロシア人ですが)だけを
ゆっくり侵攻していくのか?と思っていましたが
ウクライナ全土の都市へ爆撃!

プーチンさんは、ウクライナ全土は望んでいない
東部だけ欲しいって言ってますが、
最終目的はもっと先にあるでしょう。

NATO、アメリカ 共に完全に舐められてます。

始まった以上、どうあってもロシア有利ですね。
アメリカ軍やNATO軍が出兵したら、
ナチスドイツ軍と連合軍の第二次世界大戦の開始の時とそっくりです。
全面戦争、第三次世界大戦が起こるでしょうね。
今回は今までとは比較にならないくらい場所が悪い。
ウクライナは中東ではなく欧州ですから。

軍事行動に出ず、今みたいな経済制裁とコメントだけで
スルーしたら、ウクライナはロシア領になるでしょう。
バルト三国も心配です。

そして北京パラリンピックが終わったら・・・
台湾も危険です。
中国は恒大集団の火消しも含めて、何かしらやると思います。

経済制裁はロシアだけが苦しむ訳ではありません。
各国のロシアからの輸入も当然ストップします。

全面戦争が起きても私達の生活や経済に影響がでますし
経済制裁が続いても影響がでます。

同じく影響が出るロシアですが、広大な国土拡大という享受を受けます。

全面戦争になって中国に裏切られて、
軍力で屈服するというシナリオもあるかもしれませんが、
プーチンさん、その時は核をちらつかせるでしょう。
窮鼠猫を嚙むでマジで追い詰められて、マジで核を使っちゃうかもしれません。

その怖さがプーチンさんにはあります。

どっちみちロシアが有利なんですよね。

バイデンさんは打つ手が少なすぎます。

さて、全然言葉足らずですが、ざっくりとした流れと事実を書きました。
今からがとりあえずこの24時間での私の思った事になります。

ロシアのウクライナ侵攻が騒がれ始めたころから
あまりロシア国民の情報が入ってきません。

昨日もネットでも調べましたが、ほとんどありません。
Twitter上で、ロシア国民でも反対運動デモを起こそうという動きがあるとか
記事がありましたが、よく分かりません。
デマもたくさん流れています。

独裁政治の強さです。

今、プーチンさんが一番恐れているのは内部分裂でしょう。

それも踏まえて、ロシア国内へのプロパガンダはそれは強固に進めていて
ウクライナ人を守るためにやっている!とニュース映像も切り抜いて報道しているでしょう。
国民同士の情報やりとりも制限されているでしょう。

こういう時に世論を無視できる。
世論を操作できる
独裁者は強いです。

もしもアメリカ大統領がトランプさんだったら・・・
この有事に軍事行動したでしょうか?

したかもしれません。
(その前にトランプさんを警戒してプーチンさんは侵攻しなかったかもしれません)

何か、重大な決断をして、行動を起こすには
独裁とまでは言いませんが、リーダーとしてのカリスマ性が必要だと
今回すごく実感しました。

「こいつ、やるって言ったらやるな」
と思わせる事。これは大事で
率いる集団にも、対峙する敵にも影響力があるカリスマ性です。

トランプさんを全面肯定している訳ではありませんが
「強いアメリカ」を訴えてトランプ派の市民からは絶大な支持を得てきた彼は
間違いなくカリスマ性を持っていました。
バイデンさんにはちょっと厳しいでしょう。
反トランプ派から支持された人です。強行政策できないですよね。

ドイツにしろ、フランスにしろ、
多少の経済影響は出るが、あの暴挙は許せない!
国民には少し厳しい思いをさせるが、正義を全うしよう!と軍を出す国もないでしょう。
(なんか第二次大戦下じみてきましたね・・・)

今、それが出来るのはロや中や北の様な独裁国家ですよね。

日本の岸田さんは・・・・
この先に起きてくる有事にどう対処するんでしょう。
「皆の意見を聞く」首相ですからね。

大事な判断をするときは皆の意見を聞いていたら
何もできないです。

情報を入れて、考えて、自分で「良き事」と定めて
信じて行動する事も必要です。
周りに何を言われようと、信じる道を進む力が
リーダーには必要で
離れていく人も居るでしょうし、嘲笑われる事をあるでしょうが
付いてきてくれる人もいます。
カリスマってのは、付けようと思って付くものではないでしょうけど
そうやっていくと、自ずと身にまとわれます。
時間も必要です。

さて、ロシア情勢は今後も広がっていくでしょう。

ウクライナ侵攻が今後どうなるか?はまだまだ分かりませんが
今の所の私の所見は、
ウクライナは全土ロシアが侵攻して
カタチとしては自治政権が樹立されるでしょうが
実質ロシア領となるんじゃないかな?
それまで、アメリカとNATOは大きな軍事行動にでないでしょう。
国境付近に軍を送ってけん制はするでしょうけど。

ロシアは一旦、そこでストップして、
また数年したらバルト三国攻めそうです。

もしも、ストップせずにこの勢いでバルト三国まで攻めだしたら
本当に全面戦争、第三次世界大戦になると思いますが、
そこまではプーチンさんもしないと思います。

それよりも。中国です。
ウクライナがロシア領になって落ち着く間もなく
台湾に攻め入りそうで怖いです。
その時、アメリカとNATOは動くでしょうか・・・

日本はロシアとも中国とも台湾とも隣国です。

ちゃんと情報を仕入れて、考えて
情勢を見て、行動していきましょう。

 

人間が幸せなホルモンを分泌する最低限の条件

今、
Humankind「希望の歴史」
って本を読んでます。

洋書だし
上下二巻あるし
ハードカバーだし
大変読みにくいです。

余談ですが、
最近のビジネス書や研究書など
分厚くて文章量の多い本が多くないですか?
勝手な私の推測ですが
ネット社会になって「本」の価値感が変わって来たと感じます。
本が情報伝達だけのツールで終わっちゃってると
売れなくなって来てて、
それ以外の価値を提供しないとベストセラーにならないんでしょうね。

ではその価値はなんでしょう?

このHumankindという本も「人間の本質」の話を
色んな事例や反例などを交えて
ものすごい文章量で書かれてます。
納得感もものすごくあるし、
読んでる感もあります。

でも、要点をまとめると
きっと15分のyoutube動画でまとまります。

だからまとめ動画が流行るんでしょうね。

ではなぜ人は本を読むのか?

分厚い本を読み終わったら達成感もあるし、気持ちいいし
なんかクリエイティブなコトしてる感も味わえるし
スタバでラテなんて飲みながら分厚い本読んでるとカッコいいし
本棚に並んでいてもカッコいい。
勉強してる人みたいな感じを出せますよね!

本の価値は
満足感とか優越感とか納得感かと思います。
俺、分厚い本読んだぜ!
今、分厚い本を読んでるぜ!
っていう気持ちの事です。

なので特に最近の洋書のベストセラーは大体が分厚い本が多いですよね!

正直、私はちゃちゃっと内容を頭に入れたい人なので
誰かがまとめ動画をUPしてくれると大変うれしいのですよ。
なので、何かの作業中とか移動中とか「ながら」で
youtubeを利用して耳で勉強したりしています。

では、なぜ私が本を読むのか?
一つ目は活字中毒でしょう。
小説が大好きです。
特に司馬遼太郎の歴史小説
映画化されても小説で読みますね。
文章から想像力を搔き立てる方が
自分には合ってると感じます。
小説は活字で読むのが一番だと思ってます。

また、
本を読むことで文抄読解力もあがります。
このブログの様に、アウトプットする時に
本を読んでいる事が断然プラスになってます。
自分の考えを相手に語るには、そういう力が必要でしょうね。

最近はこのブログも30分くらいで書けるようになりました。
ほぼ一筆書きで、文章修正はせず、誤字脱字のチェックくらいです。
今日の記事見ても分かると思いますが
書きたいテーマを決めて書き始めますが
書き始めは構成とか順番なんて考えてません。
途中で書きたい事が変わる事もあります。
だから今日みたいな「余談」が長くなる事も・・・

インプットだけで済む生き方をしていれば
いかに効率よく情報を収集するか?だけで済みますから
そういう方は活字中毒じゃなければ本を読む必要はないでしょう。
(嫌味ではなく本当にそう思う)

という事で
私が本を読む理由
一つ目は趣味
二つ目はアウトプットのため

でした!

さて、余談終了!

その本題の
「人間の脳から分泌される幸せホルモン」
ですが・・・

前置きが長くなりましたので
次回にします!(気が変わらなければ)

ちなみに、幸せホルモンの事は
Humankind「希望の歴史」に書かれている内容の一つですが
この本をお勧めしている訳ではありませんよ!
まだ全部読み切ってませんが、随分と偏った中身にも感じます。
ただ、参考になる部分もありますし勉強になった部分もあります。

そういうインプット情報を踏まえて
自分の考えをそれに載せてアウトプットする予定です。

 

 

 

本質として何のためにやるか?

よく会社にDMが届きます。

「年間5棟、売上2憶の住宅会社が、2年で20棟、8憶まで伸ばした秘訣公開!」

「紹介受注を倍に延ばすSNS戦略!」

「モデルハウスとLINEだけで受注率1.5倍に!」

などのタイトルの郵便物がほぼ毎日届きます。
コンサルティング会社も大変です。

手を変え品を変え
住宅業界は本当に戦争で、
ドロッドロの血の海、レッドオーシャンの中を
沈みそうになりながらクロールだか、平泳ぎだか
あるいは背泳ぎだか分からない泳ぎ方でもがいている状態です。

ちょっといい泳ぎ方をやった会社があって、
ちょっと早くなったらしいよ

ちょっと変わった呼吸法で泳いだら
少し力の使い方が変わって楽に泳げたよ

って感じの情報が飛び交っています。

でも、だれも「その海を渡って、どこに向えばいいのか?」
は教えてくれません。

 

まあ、
当たり前です。
それは自分で決める事。

でも今の競争社会・・・
その方向見えてますかね?

とりあえず、誰よりも早く、
そして長く泳ぎ続ける事がトッププライオリティとなっていて
何のためにやっているのか?
が、はっきり見えていなくなってきているのでは・・・

いや。高度成長期はそれでよかったのかもしれませんが
バブル弾けて、経済成長が停滞し、人口減少に歯止めがかからない
今の日本には、
その、
「何のためにやるのか?」
を定める事が必要なのでは?
と感じます。

あ、「お客様のため」はもうデフォルトです。
「あたりまえ」の事です。

この事業を続けた行く先には
当社や当社の社員、はたまた社会にどういう未来を見せてくれるのだろうか?
それが見えないなって感じるんです。
見えないと、夢をみれないじゃないですか!

別に住宅業界に限った話ではなく、
どの業界もそうだと思うのですが・・・

たまたまDMが頻繁に届くのが住宅関連なので
余計に目につき、そう思うのでしょうね。

じゃあ、トミソーは見えてるの?
って聞かれると、

ものすごくもがいてます!!

なので、今年、
社員のみんなを巻き込んで「トミソーの目指すべき未来」
を話し合って、どういう会社にしていくか?

を考えて、定めて、あがきながら進む道を創ります。

 

本質として、「何のためにやるのか?」
をきちっと見定められれば、
今、ちょっとぐらい沈み気味だろうが、
手が重くて足もつらかろうが、頑張れるだろうし
ちょっとライバルより浮いたよ とか
少し前に出た とか
そんな小さなことに一喜一憂もせず
ただ、進むべき道を進むのみ。
夢を追うのみ。

となるかなと思ってます。

いや、
なりたいな。

たまたまよく目についた
住宅業界を例にとって話をしましたが、

これは人生そのものですよね。

進むべき道を見定むれば
ただ一直線に進むべし

あきらめ廃業

帝国データバンクの発行している帝国ニュースの記事にて
2021年は、
年間の倒産件数に比べて休廃業件数が9倍なんだそうです。
その休廃業件数の中でも62%が資産超過!

これは本当にショックな数字でした。

単月黒字な上に資産超過でも廃業が16%!
利益も出てるのに、資産に対して借金も少ないのに、
会社やめちゃうなんて、マジですか?

まあ、決算書なんて当てにならないですし、
いろんな事情があるんでしょうから一概には言えないでしょうが、
これは結構ショックです(2度言う)

ずいぶん前からこんな水準だったのでしょうか?

知識不足でした。

休廃業の代表平均年齢70才超えとの事。

後継者も居ないしコロナやらで未来がどうなるかも分からんし、
体力も気力も落ちてるし。
いざ自分もその年になると、
同じ考えになるのかもしれませんね。

嫌ですね。

後継者をきちんと考える事は
経営者のトッププライオリティの一つだと再認識しました。

当社も実質の債務超過状態を抜け出した時
「今、会社を解散しても借金全部返せるのか!」
と一瞬だけ頭をよぎった事もありました(それくらい苦労した)が、
もっと頑張らんと!って奮起してます。

昨年一年の休廃業で消えた売上2兆2325億円
一年で純粋にそれだけGNPが落ちてる。
なくなった雇用は7万8411人
そりゃ国力も弱くなるよね。

塵積りて山となる

うちら地方の中小企業は国単位で見たらチリの様な物だろうけど、
やっぱりなくなったらまずい。

塵山の強さを示して行かないとダメですね。