はたらく目的

先週のブログでは
改めて自分の心境の変化があった事を書きました。

高みを目指すの「高み」とはなんぞや?

その目標や目的がはっきりしていないと
どこへ向かえばいいのか分かりませんよね。

 

私の目の前に現れた二つの道
・財務的にも意識的にも現状維持を目指して経営していく道
・積極的な投資も含めて、事業や人員、スキルアップ等、挑戦していく道

どっちの道を進んでも
「とりあえず会社は存続しそうだな」
と思えちゃったんです。
異論を唱える方もおられるでしょう。
考え方は人それぞれ。

「この不況、人口減少、VUCAの時代、現状維持でも大変なのに
成長、チャレンジなんてもってのほかじゃ!」
という方も居られるでしょうし
「いやいや、厳しい時代だからこそ上を目指して行かないと現状維持すらままならない。
成長戦略以外は存続の道なし!」
という方もおられます。

どれが正解か?
なんて誰にも分かりません。
私だって分かりません。

ただ、どう思うか?
と聞かれたときには、今の私なら
「まあ、どっちもアリだよね」
となっちゃったわけです。

そうなると、あとは「じゃあどの道を進みたいか?」
という希望の問題です。

正解、不正解、こっちの道が正しい、あっちが間違い
ではなく、
どっちでもいけそうだけど、

「どっちを選びたい?」

という至極単純なコトですよね

 

高みを目指す事を迷わず選びました。
そっちの未来の方がワクワクするんですもん。
まあ、どちらもいろんな意味でいばらの道ですが
せっかくならワクワクできる未来に向かってなら痛みにも耐えられそうですし
前を向けそうです。

 

来期のトミソーのスローガン
「高みを目指す」
細かくは
・人間的な高み
・チームとしての高み
・会社としての高み
を目指そう
と定義しました。

まず、人間的な高みとは。
一人一人がスキルアップはもちろん会社や事業部の目的に向って
何をやればいいか?理解して邁進する事が大事です。
誰かと比べて自分の業務は・・・とか、
あの人の仕事内容は早すぎるのでは・:・とか
自分の事や他人の事を心配になる方も居られます。
それも分かります。
そういう方はワイワイ楽しく仕事がしたいのかな。
でもそれは仕事の目的が「自分が気持ちよく働きたいから」に行っちゃってないかな?
と疑問に感じる時もあります。

人はやらなければいけない時はあるもんです。
自身が成長するため、チームとして新しい事業を始めるため
など
人やチームはそういう時を経て成長するものです。

仕事はつらいもんです。一人で悔しくて泣く夜もります。

でも、同じ目的に向って邁進しているチームなら
一人一人が違った場所で、各々の仕事を黙々とこなし、別に細かなことを確認しなくても
信頼しあいながら進める。
深いところで「同じ目的を目指す仲間」と繋がっていれば
もしも一週間以上会わなくたって、現場で一人で毎日仕事をしていたって
繋がっているんです。

また、
同僚の業務量を心配する人も居られます。
心配された本人は確かに今はちょっと業務量が増えてるけど、
この先、こうやって行って仲間が成長してくれたら、すぐに業務量は減るし
その未来が描けるから今は頑張る!って思ってやってくれてます。
そりゃ多少の大変さはあります。
で「それは今」なんです。
心配された人は今しか見ていないからそう感じるのかな・・とこっちが心配になります。

同じ問題で、違うスタッフからは「今は大変そうだから、少し手伝える仕事を私がします」
と言ってくれた方もいます。
今を乗り切れば未来は明るいよね。
なら今を乗り切る手伝いを出来る範囲でやります!って言ってくれてます。

同じ目的に向っているなって感じる瞬間です
全ての仲間と会社の未来を見て考えて行動してくれてます。

これが

「人間としての高みと、チームとしての高みを目指す」
だと思います。

私の力不足でまだまだ社員全員にこの目的を共有しきれていません。
なので、これからもっともっと発言と行動で示して行こうと思います。

不協和音も起きるでしょうし、ゆらぎも起きるでしょう。
ワイワイ楽しいお花畑の様な職場を望んでないので覚悟の上です。
目的に向ってお互いが高めあうために、陥れる目的ではなく高めあう指摘をしあう。
経営者だろうが上司だろうが新入社員だろうが、いい意味で緊張感のある職場。
目的が一緒なら、その環境が一番心地いいはずです。

自分の任せられた仕事にプライドと責任をもち
プロとして一人一人が同じ目的に向い各々の仕事をする。
そこになれ合いや楽しさはないかもしれません。

でも、もっと大きな喜びや達成感が生まれるはずです。
そうすると、そこでやっと一緒に走った仲間への心からの感謝も出てくると思います。

なかなか厳しい道を選んだもんだなあと
我ながら思いますが、目指して進みます。

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