東京五輪のスケートボード女子にみた感動

東京オリンピックも佳境に入ってきましたね。
連日テレビで流れる選手たちの一生懸命な姿には
本当に心を打たれます。

私、普段は運転中にテレビって見ないんですよ。
クルマにテレビは必要ない派なんですが、
このオリンピック中は、
クルマにテレビがあってよかったと心から思っております。
特段、試合を夢中になって観戦する訳でもなく、
特に日本人選手の競技を集中的に応援する訳でもなく。
その音声を聞いているだけでも、
勇気ややる気を分けてもらえる気がします。

開催前から私の持論でしたが
コロナ感染症がどうあれ、
無観客でいいから、オリンピックは開催すべきと思ってました。

興行収益がどうとか
観戦できないと意味がないとか

うじゃうじゃうるさい人たちもいますが、

それ、選手に関係ないじゃん。

莫大な金を賭けて誘致して、会場やインフラ整備して、
観光客も経済効果も見込めないオリンピックに意味があるのか?
とかさ

せっかくの自国開催で抽選のプレミアチケットもとれたのに
生で観れないなんてあんまりだ!
とかさ

それ、全部 選手の事をほったらかして
自分達の事しか考えてないじゃん!!

私、当初からチケット抽選には応募していなくて、
別に生で観なくてもいいかなって思ってました。

もしも、元々その競技やスポーツ観戦が大好きな超ファンで
それがオリンピック競技で、どうしてもトップクラスのコンペティションを生で観たい!
と言うくらいのはまっていれば
何が何でもチケット取りに行くでしょう。

※もしもモータースポーツがオリンピック競技になったら
絶対に生で観るね!!!

 

でも、そこまではまっている競技がある訳でもなく
ただ自国開催だからってミーハー気分で応募して、
もしも本気ファンを差し置いて当選なんてしてしまったら
本気ファンに申し訳ない。

なんか販売システム変えてさ、
チケット購入する際に、本気度を確認できるといいよね。
世界大会やジャパンカップの観戦履歴の多い人から優先的にチケット購入できて
あまった席をまた一般向けに再抽選するとか。

別ににわかファンがダメ!って言っている訳ではないですよ!
どんな超ファンでも最初は全員がにわかだったわけですし、
ミーハー気分で観戦して、はまって超ファンになる事もあるでしょうし
客席が満員になってる方が、もちろん選手も盛り上がる!

この東京オリンピック。
選手は楽しみにしていただろうけど、
超ファン楽しみにしていたはず。

ここは、まずは超ファンにシートを譲るのが
私の流儀かなと思ってました。

さて、
そして実際に無観客で開催となりました。

超ファンは、観戦できなくてがっかりしてるよ。
しかし、開催されないって結果よりは100倍マシだと思ってるよ。
間違いなく。

そういうファンは、応援している選手たちが
この五輪に向けてどれだけ血の滲む様な練習と努力と苦労と挫折とプレッシャーを経て
この五輪に臨んできているかを知っているから。

メダルをとった時、とれなかった時の
涙の深さをファンは知っているから。

無観客だろうがコンペティションが行われる事が
選手にとって一番の大事な事だと知っているから。

だから無観客で開催されて良かったと思ってます。
全ての選手にストーリーがあって、
全ての選手が、そのかけがえのない一瞬に
力を出し切っている瞬間を
移動中でも車内テレビを通じて感じられる
今って本当に素晴らしい事ですよね!

それでいいじゃないですか!

興行収益がー!
せっかく生で観たかったのにー!
とか

それよりも、
一人一人の選手の想いを感じ取って
感動しましょうよ!
たぶん、超ファンの人が一番そう思ってると思います。

現に昨年のモータースポーツ無観客開催の時に私はそう思いました。
入場者収益もないのに大赤字で開催してくれた
サーキットやアソシエーションやスポンサーに感謝しました。
モタスポ超ファンの私が言うのだから間違いないです。

 

さて、そろそろ本題です。
※前置きが長すぎる。

この東京オリンピックで正式種目に採用された競技が沢山ありますが
女子のスケートボードは素晴らしかったですね!

超感動しました。
皆さんも観られたと思いますが、
ライバル選手なのに、
一人一人の成功、失敗を
本気で悔しんだり
本気で喜んだり。

ミスして転んで悔しそうな顔をしても、
他の選手が集まってきて全員でハグして慰めて。

インタビューで、
他の選手の成功って悔しくないですか?
って質問に対して、

皆、どれだけ努力してその技の練習をしてきているか
知っているから、
ライバル選手が成功しても、本気で嬉しい

って答えてるんです。

本当に楽しんで競技をしているって事が伝わってくる。

そして、スケートボードがオリンピック競技として選ばれた事に
喜びを感じているのも分かるし、
全員でこの協議を盛り上げていこう!としている事も分かる。

何より

スケートボードが大好き!!!

という気持ちが本当に良く伝わってきます。

 

ライバル選手もスケボーが大好きなことを
お互いが全員で知ってる。

オリンピック競技になる前から世界戦とかで戦ってきて、
さあ、いざオリンピックの晴れ舞台。

そりゃ、敵でもスーパートリックを決めれば
自分も嬉しくなるよ!

成熟していない市場で、
その競技自体を盛り上げていこう!
しかも世界が注目していて、
この先どんどん盛り上がっていく感じがする

という高揚感の中にいるんですよね。きっと。

 

凄く大事な事ですよね。
こういう想いで大好きな協議をやっている姿をみると
この協議自体を応援したくなるし
国関係なく全員を応援したくなる。
全員勝てばいいのに!
って思えてくる。

こういうことは、事業や会社や
普段の生活でも言える事だなって思いました。

とかく
歴史のある競技などで、
勝った負けたうるさいのは外野で、
そのせいで選手は必要以上のプレッシャーを感じ、
負ければネットで罵声をあび
お近くの大陸の国の方々からは
勝った相手選手のSNSへ罵倒するコメントを羅列するとか・・・
ありえないよね。

本当に恥を知れよ。
素直に相手を讃えろよ。

選手同士はもっとピュアだよ。


ちょっと感情的になってしまいました。

 

 

良きも悪きも
外野のいない無観客開催の東京オリンピック

選手の為にも開催されて本当に良かったと感じますし
力を出し切って悔いのない戦いをしてほしいですね。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です