完ぺきな完成形なんてないね

今年の花粉症、ひど過ぎませんか?

もう6月の半ばにさしかかろうというのに
またひどくなってきました。

元々、私はアレルギー体質で
6、7年前から花粉症に悩まされてきました。
4年ほど前から毎朝ヨーグルトを食べる様にしてから
随分と症状は緩和され、
昨年はコロナのおかげでマスクをずーっとする生活だからか
楽でしたね。

 

今年はひどい。
例年、鼻水とくしゃみに悩まされていましたが
今年は目がかゆい。
5月には結膜炎になり
目薬をさしていましたが、一向に良くならず
そのうち右目の上まぶたがポンポンに腫れてきました。

これはおかしいぞ?
ただの花粉症ではないぞ?
コロナ? いや熱はまったくないし
ご飯も美味しい。
倦怠感は歳相応だと思う・・・

ではなんだろう?
がん? 急性白血病?
目ヤニの様な涙がとまらない。
白血病?
何?
もしかして余命1年とか???

 

冗談の様かもしれませんが、
実際に「ヤベー死ぬかも」
と思った夜もありました。

 

まあ、医者に診てもらって、
ただの花粉症から免疫力が下がって
ヘルペスを併発するというコンボ技でやられただけでした。

 

いまとなっては本当に冗談の様ですが
自分の死を身近に感じた時。
もしも余命1年と言われたら、さてどうしよう?
と考えていました。
会社が30年後の100周年を迎えるころには
100人くらい社員がいて、今の事業がそれぞれ成長してて
新しい事業にも参入してて、毎年新卒生は2人は入ってきて、
この数年の新卒生や今若手の社員達がバリバリ幹部として頑張ってて、
私は後継者に任せて・・・

その夢に向かって30年頑張り続けていく!

が出来なくなるのか・・・

それはつらいな。

しかし、その目標や夢も時代の流れや
会社のメンバーや、社会情勢でどんどん変わるでしょう。
変わって当たり前だと思うんです。

自分がいま思う「完璧な完成形」な未来像は
1年後に感じている「完璧な完成形」ではないかもしれない。
いや、明日には変わっているかもしれない。

それを自分一人で考えている様では
自分がいなくなってしまうと、会社の未来を考える人がいなくなってしまう!

どんな状況でも、どんな逆境でも、順境でも
そこで止まらず、あきらめず、満足せず、
先へ先へ、もっと良い未来へ進んでいける仲間がいれば
自分一人がいなくなっても、この集団は成長し続けるんだろうなって思いました。

たぶん、自分が今まで通り仕事をして
30年後に夢をかなえたとすると、そこで満足してしまうかもしれない。(しないかもしれない)
でも、そこにもっと若い仲間がいて、その仲間のまだ30年後を夢見る姿を見たら
まだ先へ進む推進力を貰えるかもしれない。

 

やはり、会社は皆で創るもの。
何を大事にしていくか?
何を夢見て進んでいくか?
を、皆で話し合って共有の考えとして持てれば
とつぜん一人がいなくなっても全然大丈夫でしょう。

まだぼんやりですが、
そういう取り組みをしたくなりました。
社員でトミソーの行動指針、考え方の指針を話し合って
全員の共有の意識として制定する。
それを100周年へ向けて、皆で守りながら進んでいく。
私の意見や考え方ではなく、全員の考え方として
会社の指針となす。

これをちゃんと守っていけば、
どんな不況が来ても、どんな社会情勢になっても
その都度、指針にそって皆で判断して行動すれば成長できるはず。

これなら死も怖くない。(寂しいけど)
もしも死んでも、きっと明るい未来はあるだろうって
信じて死ねる。

※こういうやつほど簡単に死なないだろうから安心して

当面の自分の使命を見つけた気がしました。

この極度にひどい花粉症は
本当にしんどいんですが、
いい発見ももたらしてくれました。

本当にしんどいけど。

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