薄々勘づいてはいましたが

先週の日曜日ですが
誘われまして富山未来共生会議という会議に参加してきました。

富山市が主催している企画でして
富山市民、もしくは富山の未来に何か役立ちたい!って考えている人達を集めて
対話を行い、何かしらの進言や行動をしていこう!
という会議でした。

応募した市民から選ばれて35名の人が集まり
第一回目の顔合わせと、この会議の意義や方向性、理念のお話を聞きました。
私も誘われて応募しましたら、参加させて頂くことになったんです。
ありがたや。

まだ第一回という事で、この先どうなるか、
どういうゴールを迎えるか?
楽しみではあります。

その第一回目の中で、
富山市役所の担当の方、(多分発足人)がおっしゃった言葉。

「もう富山市の市政は破綻していると言っていいでしょう。
行政の力だけでは市民を守り、導いていく事はできません。
だから、市民の皆様の知恵と力をお借りして、
一緒にこの富山の未来を創っていきましょう!」

との事でした。

「行政が破綻している」なんて話は
テレビや雑誌やネットなどで、コメンテーターや専門家の方々から
良く耳にする言葉ですが、
その行政の人の口から出るとは思ってもなかったので
びっくりしました。

そして、
まあ、そうだよね。
と薄々勘づいてはいましたが、
確信として実感しましたね。

こんなセリフ、長い事税金を払い続けてきた一部の方が聞いたら
怒るってもんじゃないでしょうが、

私を含め、富山未来共生会議に参加しているメンバーはそうは思わなかったと思います。

もともと自分の手で富山を変えるんだ!みたいな意気込みで参加されておられる
鼻息の荒い方もおられましたが

私はちょっと違っていまして。
その話を聞いて、びっくりもしましたし、
そうかー やっぱりかー だよなー
というちょっとした落胆もありましたが、

意外と外部環境や外的要因をウジウジ言っても仕方がない。
与えられた環境でなんとかするしかない!
と、ある意味前向きな性格なので、

まあ、自分達の身は自分達で何とかしていかなければいけないな。
自分たちの住んでいる街も自分達でなんとかしていかなければいけないな。

と、富山の未来を共に生きていこう!
という富山未来共生会議のテーマそのまんまの考えに至りました。

本当に単純で操りやすい人間だと思いますよ。自分。

しかし、変にカッコつけて話されるより
素直にそうやって話してくれる方が、この人のために何か出来るかな?
という気になりますよね。

次回が楽しみになっています。

 

また、その夜は
富山の建築業に関わる方々でWEBでのミーティングを行いました。

日本の建築業界は、今年のコロナの影響で、リーマンショックと同じくらいの
生産性減少率まで落ちているそうです。

リーマンの時は、ショック前の水準まで戻るのに9年もかかったとの事。

今回のコロナショックも、元に戻るまでもっとかかるのでは?
それまで耐え抜いて頑張ろう!
というお話もありました。

これも皆さん薄々勘づいているとは思いますが、

去年の水準まで、日本国内の建築業の水準が戻る事って・・・
この先あるかな?

私はナイと思ってます。

ただでさえ、住宅着工棟数が減ってきているところでした、
人口だって減っていく一方です。
企業倒産件数も昨年の2019年、リーマン以来初めて前年を上回りました。
日本のGDPがこの先はじわじわ下がっていくだろうなって思っていたところへ
コロナがそれを早めただけです。

また落ち着くまで我慢!

なんて言っていたら、
落ち続けていくのを待つだけになります。

行政も当てにできません。

 

しゃあないですよね。
行政しかり、コロナしかり、
誰かに当たっても仕方ないので
与えられた環境で、なんとか仲間を守って行かなければならない。

止まって待っていても誰も助けてくれやしないのです。

 

自分から動かないと。

 

コロナでなかなか動けないところではありますが
動かないとどっちみち縮小の道しかなくなりそうです。

リスクはどこにでもありますが、
今から、未来を変えるくらいの行動をしていかないといけませんよね。

と、いう事で躊躇していた活動を前進させようと思います!

 

もちろん感染対策は十分に取りながら進めますよ

 

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