月別アーカイブ: 2020年8月

大変なニュースが飛び込んできましたね

安倍首相が辞意を表明との事です。

安倍内閣がどうだったか?
という結果はきっと数年後に分かってくるでしょうから、
手腕や運営がどうだ!という話は今はしないで良いと思うんです。
ちなみに私は安倍さんを認めていましたよ。
なんだって歴代一番長く首相を務めたわけで、
その間、私たちはこうやって生きてこれているから。

平成12年から2800日間って首相としては凄い長いですよね。

住宅政策とかエネルギー政策とか、コロナ融資の無差別さとか、
東京オリンピックの方針とか・・・
地方の中小企業経営者として
正直腹立たしい政策も数多くありますが、
一応日本がなんとか平和(いい意味でも悪い意味でも)いられるのは
安倍政権のおかげです。

そういう安倍さん(及びその側近、そして政府)の政策って
分かりやすくて、表の建前と裏の本来の意味が見て取れます。
なので、私達もその予測される事に対して対策をとる事が出来ました。

政府や政策を動かす事は出来なくても、
その政策の中で、どうやって生きて、強くなっていくか?

政府の愚痴を言ってもなーんにも始まらないので、
自力で生きていかないといかん!

どんな逆境でも前向きに!

という強さを、安倍政権のお陰様で持たせて頂いたと感謝しております。
※皮肉ではなく本当にそう思ってますよ。

 

まだ今は引き時ではなかったですね。

本人も後悔が残るでしょう。

新型コロナウィルス感染症拡大問題が発生して以来、
147日間連続で業務にあたっていたとか。

普通に147日間仕事をするのなら、まあまだ出来るかもしれませんが、
(それもダメですけどね)
あんなに野党から批判浴びて、マスコミに叩かれて、
オリンピックは伸びるは、経済は停滞するは、中国はゴニョゴニョ・・・

精神的にもきついはずです。

判断が間違っていたと感じます。

 

以前、先輩経営者さんにお聞きした話。

会社がピンチの時ほど、夜はしっかり寝る。
日曜は休む。

その代わり仕事時間は100%のパフォーマンスを発揮する!
それが経営者の責任。

 

と言っていた事を思い出します。

 

フルに頭を回転させて考えて、ピンチを乗り切らなくてはいけない時ほど、
しっかりと頭と体をリフレッシュする時間を持たないとダメって事ですね。

今は、「持続」が大事な時期だったと思いますので、余計にそう感じます。

 

世論を気にして、それが出来なかったのかもしれませんが、
だとすると、それを許さない世の中が間違ってます。

みんな同じ人間ですから。

 

なので、仕事も思いっきりやり、休日も思いっきり遊ぶ!

それが長く続ける秘訣でしょうね。

 

 

さて、困ったことに安倍さんが辞任すると、
次は誰がこの国のリーダーになるのでしょう。

 

また、どういう考えで政策を施す方なのか?
予測しながら経営していかなければいけませんね。

 

まあ、安倍さんのおかげで多少は強くなれた気がするので、
もう一段階強くなれる!
と前向きにとらえます。

とにかく、安倍さんはまずは休んで病気を治して頂ければと思います。
長い間お疲れ様でした。

共感と同調

夏休みが明けました。

お陰様で当社は9連休を頂きましたが、
私としましては本当にあっという間に過ぎてしまいました。

当社の新卒入社の社員の松田君を含めた
若手社員人財育成のプログラム「若手塾」の総仕上げ「令和の武者修行」
の4泊5日の山登りのサポートやアシスタントのために4日は立山や有峰に登ってました。
それ以外にも急な身内の不幸があったりと、
正直、一日として何の予定もなくぼーっとする日はありませんでした。

忙しいというのはありがたい事ですね。

まあ、最終日の午前中はやっと自分の時間が出来て、
趣味であるバイクでまた有峰まで上がって
一人プチツーリングを楽しんできました。

そんな夏休みを終え、
やっと業務が再開されました。

めちゃめちゃな酷暑が続きますが、
皆さんも熱中症・コロナ対策をしっかり行って
残りの夏を乗り切りましょう!

 

さて、
先日会社内のミーティングの中で、
スタッフ同士の会話がなかなか話がかみ合わないなぁ・・・
という場面がありました。

出来るだけ理解をしようと心がけたのですが、
その場では(私では)解決できず。
悶々として、夜も考えていましたが、
ハッと気づきました。

「共感」と「同調」の違いに関して。

私たちは全ての相手にとって「共感」をするべきですし
そうしていかないと本と言うの意味で理解しあい、
協力して仕事や社会を創って行けないと感じます。

「共感」とは、決して相手の意見に合わせる事ではなく、
自分とは違った意見を持っている相手でも、
それを「この人は自分と違う意見なんだ」と「感じる・理解する」事です。

例えば、

AさんがBさんに「お前はアホやなあ!」と言ったとします。
そこでBさんが「はあ?違うわ!おれはアホじゃないわ!」とすぐに反論すると「共感」は生まれません。

そこで、Bさんが「Aさんは俺の事をアホだと思っている」とまずはその事に共感を持たないといけません。

自分がアホだと思ってもいないのに、相手の意見に屈する必要もないですし、いきなり否定する必要jもありません。

「そういう意見や考えの人もいる」事を理解する事を「共感」と呼んでいいと思います。

相手を認めるんです。

 

その上で、「Aさん、あなたが私をアホだと思ってる事は理解した。実は自分ではそう思っていない。どういう部分を指している?」
という議論を進めて行くべきですね。
ここでAさんも「Bさんは自分がアホだと思っていないんだ」という事に「共感」する事も大事です。

 

そして二人で前向きに話し合い、どちらかの意見にまとまったとします。

それが「同調」です。

 

ちょっと例を「お前はアホ」というきつい表現にしまして気分を害する方もおられるかもしれませんが
意外とこういう内容の話で共感と同調が出来ない例が多いと感じます。
※こと、自分の欠点などを突かれると人は共感できないものです。

相手を認める事。

 

これは社長だろうが新入社員だろうが関係なく

人同士として関わりあうなら大切な事ですよね。

 

私も反省して、なにかむっとする事があっても「言われても」
まずは、相手を認め、共感し、なぜこの人はこう言ったのだろう?
こう思ったのだろう? と前向きな議論を出来る様に心がけます。

この時に、違う意見とやりあうのは大変なんですよ。
方向性が違い過ぎると凄い疲れます。

だからと言って逃げてはだめですよね。

面倒臭がらずに、本当の意味の「同調」が出来るまで

関係を強くしていく事が大切だな。

と、感じた次第でした。

明日から御盆休みです

明日からトミソーは夏季休業に入ります。

お盆休みですね。

なんだか本当にあっという間に過ぎてしまいますね。

さて、最近このコロナの出現で我々は何を得られるか?
という事に大変興味が出てます。

この先、
その人、そのチーム、そのグループ、その会社の考え方の違いで
生き残っていく、または伸びていく者と、しぼんでいく者と大きな差が出るでしょう。

私の私見ですが、
政府は「国民全体を守ろう」としているとは感じられなくて
「生き残っていける者とそうでない者の差別化を計ろう」
としているのではないか?と感じます。

この生き残っていく者は、政府にお金を落とすとか、票を入れる者ではなく
(多少・・・はこれもあるかもしれませんが・・・)

どんな不況や苦境が来ても、自力で這い上がって来れる「力」のある者と
それが出来ない者とをはっきりとさせ、

後者なら
言い方は悪いですが、「切り捨てる!」くらいに考えているのでは?
と感じます。

 

働き方改革 コロナ特別融資 民法改正・・・

どれを見ても、その真意はそこにあると感じられるんですよね。

 

一つ一つ詳しく書き出すと、文字数が大変な事になりそうなので割愛

 

さて、ではその「生き残る力」とは?

これはここ数年、本当によく考える事なんです。

その力を得るために当社は多岐に渡る事業展開を進めてきました。

ニッチで小さな市場の事業をやり、その小さな市場でトップをとる。
オンリー1であり、ナンバー1になる。

ただ、それでは会社を大きく出来ないので、
そういう小さなオンリー1をいくつも増やしていく。

その考えでアンテナを張っていると、
そういう情報が入ってきて、ピンっと触手が反応するようになりました。

その方向性は・・・まだまだ小さい光ですがなんとなく見えてきている感じがします。

ちゃんとやれば「オンリー1、ナンバー1」を獲れる事業はまだまだあります。

 

しかしコロナが出現して、
ここ最近感じるのは、「やっぱり最後は人間」です。

触手がピンと来て、電話だったりWEBミーティングだったりと
新しい方と接触する事が増えています。
その方のお勧めする物は良いかも・・・
と感じられても、その「人」から感じるモノが無ければ、やはり手は出ません。

物が良いなと感じて、それを進めている「人」からも感じられるモノがあると
それはもう前のめりになります。

逆もあります、最初は物には興味がなかったのに
それを勧める人から感じるモノがあると、
「この人がそう言っているのであれば、これはいい物だろう」
という経験もしました。

って事はやはり最後は人間ですね。

 

さて、当社も色々な事業をやっています。
ナンバー1の差別化が図れそうな事業、なかなか難しい事業とそれぞれですが、
この上半期、数字を見てみると、
そういう事業の将来性に関係なく結果が出てます。

コロナの影響もあり、総じて芳しい!って訳ではありませんが
2つの事業を除いて、この7月までで目標達成率(予測含む)70%くらいが平均です。
(もう100%を超えている部門もあるくらい)

それ以外の二つの事業が達成率20%~15%です。

コロナが原因でしょうか。

私はそうは思えません。

当初の目標設定が悪かったのか?
そこはあるかもしれませんが、その当初の目標設定を真剣にやっていたか?
も疑問としてあるかもしれませんね。

厳しい言い方をしますが
この二つの部署はコロナ関係なく達成できていなかったでしょう。
(もうちょっと数字は伸びているかもしれませんが)

原因はそれを運営する人の想いではないでしょうか?

スタッフを責める訳ではありませんよ。
その事業を託すにあたり、私がしっかりとその理念や考え方、想いを伝えきれていなかったためだと思います。

そして、この「想い」が共有できて、本当の意味で一つの方向へ向けて
進める仲間として、
本音で話し合い、腹を割った対話をして、意見をぶつけ合いながら
やって行けば、今は無理でもいつか成功するでしょう。

 

このコロナ到来の緊急時
大事な事は「想いを共有出来ているか?」「想いが伝わるか?」
であり、それが試されている時であり、
それを育み、チームでその大切さを再確認できる時であり、

「その大切さを改めてチームで再確認する」絶好の機会です。

好況時に結果を残す事は「想い」が通じてなくても物(事業)の良さで
なんとかできるかもしれません。

 

大変な状況の中では、物の良さだけで勝負する者は死んでいきます。
(物での差別化が図りにくくなってきています)

大きな試練の時ですが、想いを共有する大事な機会です。

ここを乗り切れば、絶対に延びまくれる会社になるでしょう。

 

チームメンバーが全員同じ思いの高さと深さを持つことは不可能ですが、
周りが高まっていく中、それに随じて少しかもしれませんが上がっていく人もいます。
それは人それぞれ、根気よく幾らでも待ちます。
腹を割って話をして、共感できるメンバーで、やり切った達成感を一緒に味わいたいと思います。

 

しかし、いかに知識があり、頭もよく、機転がきき、スキルがあっても
想いを共有できない人は一緒にやって行けないかもしれません。
それでも根気よく伝えていきたいと思いますが・・・

 

先程の政府の話ではありませんが、
一緒にやっていける者と、そうでない者の差がはっきりでてくるでしょう。

その時に我々はどうするべきか?

安倍政権の手腕を見守りましょうか。