トミソー安全大会

今日は呉羽ハイツにて、令和元年度トミソー安全大会を開催しました。

こんなに快晴で、現場仕事日和の中、
トミソーの現場に出る事のある社員も含めて、取引業者様、工事業者様 総勢70名以上の方に参加頂きました。

令和最初の安全大会。
現在取り組んでいる内容も含めて、私からご挨拶をさせて頂きまして

部長の川上より、
今年度の安全に対する取り組みの説明をさせて頂きました。

2年前の平成29年11月に、現場での職人さんによる無休日の災害を1件起こして以来
トミソーは1年半以上無災害を続けています。

とはいえ、気を抜いては行けません。

そして、今日はMS&ADインターリスク総研株式会社の笠間哲也さまをお招きしまして
労働災害に対する講義をして頂きました。

笠間さんのお話しによりますと、
平成の30年で労働災害での死亡者数は1/3以下に減ってきているそうです。
平成元年は労災で2400名もの方が亡くなっていたのですね。
高度成長期はもっと多かったそうです。

とはいえ、平成29年度の1年間で978名もの方が亡くなっています。
日曜、休日を考えれば、1日約3名の方が日本のどこかで仕事中に亡くなっておられる訳ですよね。

休業4日以上の怪我人で見ると1日あたり400人くらいの方が怪我をしている!
大変な事ですよね。
いかに危険予知や予防、対策が大事かと分かります。

死亡事故で見ると、978名の33%が建設業 322名くらいでしょうか。
業種別で見ると、建設業がダントツトップです。
次が製造業で16%
建設業の半分以下です。

日本のどこかの建設業の現場で、毎日1名は命を落としている。

私たちが従事している仕事とは、日本の産業の中でもそれくらい危険という事でもありますが
それくらい多くの方が従事しているという事でもあります。

業界として日本を支えているという自負もありながら、危険でもある。

やはりお客様のためにも、同じ仕事をする仲間のためにも、
事故を起こすべきではありません。

運が悪かったとか、運命だったとか
言う人もいますが、

運命は自分で変えられると私は思っています。

人生は選択の連続です。

選択肢の数だけ、運命が増え、自分の進む道が増えます。

安全に気を付けて、日々意識を高めて仕事や生活をしている人と
すぐに意識が薄れ、日々をボーっと過ごしている人
面倒くさいから、楽したいからとわざと不安全な選択をする人

この三名の事故率は必ず変わってくると思います。

事故に遭遇したり、事故を起こしたりする可能性はゼロではありませんが、
その可能性を減らす事は、その人の考え方や意識や努力で出来ます。

選択をするなら、
意識して良い方を選びましょう。

さて、
今日はせっかく皆さんにトミソーの安全大会にご参加頂けたわけですから
参加記念に何かお配りしよう!となりました。

昨年までは毎年軍手でしたからね。
私の家に山ほど軍手がたまってます。

 

今年は、これから暑くなります。
灼熱の現場で働く職人さんへ、
熱中症対策

トミソーオリジナル アルミドリンクボトル

です。

総務部の二ノ宮女史のアイデアです。

参加して頂いたみなさん。
どうでしょう?

 

ぜひ現場で、移動中の社内で、
利用してくださいね。

運転中に飲んでて、おまわりさんにウィスキーと間違えられて
止められても、当社は一切の責任は持ちません!

 

令和元年の安全大会。

次の元号が変わるのが約30年後だとして

また30年後も無事故で同じメンバーで
安全大会を開催できますように!

 

ありがとうございました。

 

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