昨日、富山ガラス美術館で開催されていますジブリ展に行ってきました。
アニメ制作会社としてのジブリも好きで
たくさん映画作品は見ている方ですが、
どちらかと言うと宮崎駿監督のメカデザインが好きなんです。
大体はナウシカとラピュタに出てくる飛ぶ乗り物なんですが、
デザインが最高にかっこいいですよね。
一番最後の写真のラピュタのゴリアテなんて、どうやって飛ぶんだよ!ってデザインです。
好きすぎて以前お店のデザインで採り入れました。
通信管です。
そう、これです。
パン屋さんの売り場と厨房で通信するための装置として取り入れました。
素敵でしょ!
さて、そのジブリ展ですが、
予想をはるかに超えて、最高でした!
いきなりエントランスホールの上空にいかにも
「お前どうやって飛ぶんだよ!」という船が!
まあ、飛行石と言われると何にも言い返せなくなりますが・・・
ジブリの大博覧会と聞いて、
ほとんどの方が、トトロ 猫バス ポニョ
など、メルヘンチックなジブリを期待してこられているのでは?
と思います。
お子様などは特にそうでしょう。
現に、一番人気のコーナーは原寸大猫バスに乗って写真が撮れるコーナーでした。
しかし、
なんといっても見どころは、展示ブースの1/3を占めている
「宮崎駿の飛行機愛を延々と展示」してあるコーナーです。
文明の発達、産業革命から、ライト兄弟・・・
飛行機の発展などの展示が、なんと全体の1/3くらいの面積を使って
されているのです。
小さい子供はほぼ素通り、ママも口をポカーン
パパは「これ、ジブリとどう関係あるの?」
という感じ。
普通に予測される反応ですね。
でもここで、これをやってのける宮崎駿監督がすごい!
スタッフも止めに入ったでしょう。
本人もうすうす感づいているはずです。
しかし誰に何を言われようと「自分の大好きな飛行機の事を展示したい!」
と、言ったのかは分かりませんが、
良くここまでやり切ったと感じます。
個人的には大変満足のいく展覧会でした。
自分がいい!と思う事を、ここまで好きに表現できたら、
本当に楽しいでしょうね。
そういう目で見るとまたジブリ展が面白く感じると思います。