家なんてものは人間が造るものですからね。
やっぱり出来上がってきたものには、その造った人の想いが乗ってくると思います。
構造のほとんどがむき出しになってきます「郷の家」
隠れるところがない家なわけです。
大工さんは大変だと思いますね。
トミソーが「郷の家」を手がけるようになってから、ずっとトミソーと郷の家を見てきた青見棟梁。
トミソーとのお付き合いは青見さんよりも長い黒田棟梁。
また、毎回高山から来ていただいている榎建築の皆様。
まだまだ、横畑棟梁、岩倉棟梁、タニグチさんも控えています。
「収まりが大変だ~」
「細かい造作がたくさんあるな~」
とか、現場に行ったらブツブツ言ってますが。
みなさん基本的に「郷の家」のコンセプトに賛同してもらい、好きになってもらってると思います。
また、電気工事も普通の大壁の家に比べたら、配線を隠しながら工事しなくてはいけません。
基礎工事も、丸穴換気口だらけで、施工はしにくいでしょうね。
珪藻土クロスだってビニールクロスよりも貼りにくい物です。
断熱材は外部からのウレタン吹きつけ。
郷の家以外で外部から吹きつけしている住宅は聞いたことがありません。風や雨の日には工事できませんからね。
他にも配管設備工事、外壁工事、屋根工事、塗装工事、サッシ、薪ストーブ。
どれをとっても職人さんにとって本当に大変な部分がたくさん「郷の家」にはあります。
しかし、全てに理由があっての事なんです。
それは全て「住まわれるお客様のため」を第一に考えての事。
もしも造り手側からみて、造りやすい事を第一に考えていたら、
なにもこんな手の込んだ事はしません。
出来上がってしまえば隠れてしまう所は、いくらでも手を抜くでしょうね。
ここにも大きな価値の違いがあると思います。
郷の家は造る側にとっては大変な家です。
大変な事は重々承知な上で、みなさん協力して頂いております。
それはきっと、
現場に入るプロの職人の目からみても「郷の家」が素晴らしい家だからだと思います。
大変だけど、お客様の事を考えた家造りを一緒にやって行こう!
と共感していただき、郷の家を手がける事に誇りをもっていただいてる。
と思っています。
トミソーは郷の家を富山で手がけさせていただいてからまだ3年です。
最近ではおかげさまで棟数も徐々に増えてはきましたが、
まだまだこれからです。
この後も4件の郷の家の上棟を予定しています。
しかし職人のみなさんにも、まだまだ十分な仕事量を提供しきれていないと思っています。
しかし、みなさん本当にありがたい話ですが、トミソーについてきてくれています。
それは、トミソーと「郷の家」の将来への期待があっての事だと、胸にかみ締めています。
そして、それを楽しみにしていただいているのでしょうね。
私にとってもプレッシャーでもあり、楽しみでもあり。
しかし、一緒に将来を切り開いていく楽しみを感じています。
そして、それくらいのプライドを持った連中がいるからこそ、
「郷の家なら必ずお客様を幸せにします」と言い切れます。
さて、
その「郷の家」ですが、
大沢野にありますモデルハウスにて
6月15日(土)、16日(日)の二日間、見学会を開催します。
職人の想いの詰まった家です。
ぜひ見て、触って、感じてください。
皆様のご来場を楽しみにしています。
ありがとうございました。