日別アーカイブ: 2013年5月24日

そこに愛はあるか?

先日、ご縁がありまして、「盛和塾」という若手経営者の集まる会に、オブザーバーとして参加させていただき、他の塾生の方に混じって講演を聞かせていただきました。

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盛和塾とは、京セラやKDDIを徒手空拳で創業され、
経営破たんしたJALを、たった二年で過去最大の黒字を計上する会社にした
「経営の神様」稲盛和夫さんの作った 若手経営者を育成するための会です。

 

最近機会がありまして、稲盛塾長の本を読ませていただきました。
それから、むさぼる様に稲盛さんの本を読み漁る日々。

そしてこの「盛和塾」に大変興味を持ち、今回参加させていただきました。

全くコネも紹介もない私を快く誘っていただいた世話人の吉岡さん、ありがとうございました!

 

「行動の中心には愛がある」「人として何が正しいかで判断する」

稲盛塾長の数ある教えのうちのほんの一部です。
小学校の道徳の授業の様ですが、こんなシンプルな事が体の芯に通っていれば経営は上手く行く。

会計だろうが営業だろうが事務仕事でも、全てに当てはまる事だそうです。

 

愛とは?

こんな事を言うのも書くのもこっ恥ずかしい事ですが、考えれば考えるほど
「なるほどな~」と思わされるのです。

愛とは?

「自分の事を顧みず、相手に尽くす事。 利己ではなく利他」
と解釈しています。

そんなんで会社経営できるん?儲かるん?

と言う人もおられるでしょうが、

京セラはこの理念の下、
経常利益率10%以上、自己資本率70%以上で売上が1兆2千億円
をたたき出している会社です。

その稲盛塾長の体の芯には、「愛・利他の心」が通っているんですね。

 

さて、私達トミソーが取り組んでいます夢ハウスの郷の家。
その夢ハウスの社訓がこれです。

「本物のものづくりを通して
お客様と最高の価値と感動を共有し続けること」

素晴らしいと思います。

我々も一生懸命、お客様に感動を与える事が出来るように
日々努力しています。
その日々の努力はスタッフブログでも見ていただいていると思います。

その感動ですが、
人と人が作り出す感動には、必ず愛があります。
大自然に包まれて感動!とかスポーツを見て感動!はまた別ですが、

人間同士が作る感動には必ず「愛」が必要だと思います。

 

って事は、トミソーが目指す会社像にも愛が必要で、
一生懸命にお客様に愛情を持って接していれば、お客様からも愛され、
もちろん、現場・設計スタッフや取引先業者にも愛を持って厳しく成長してもらい。
やっぱり、それによって愛される訳ですよね。

まだまだ私なんかに「愛」なんて大それた事は、とてもじゃないけど言えた身分でも
ありませんが、

いつかは、トミソーを

「お客様からも、社員からも、取引先からも愛される会社」

にしたいと思います。

その為には、お客様の家のために、社員にも厳しく、取引先にも厳しく。
甘えのない完璧な現場と工事を。

「トミソーの現場は厳しいよ。
営業だろうが設計だろうが監督だろうが、社員はみんなスゲー厳しいよ」
と、取引先に思われるくらいでちょうどいいのでしょうね。

そうなりたいと思います。

 

そのためには。

まず社長の私が自分に厳しく、人にも厳しく。
一番厳しくしていかなくては、だれもそれについてきませんよね。
そしてもちろん、そこには大きな愛が込められていなければいけないのです。

 

トミソーがまだまだそのレベルに達していないのは、
私のせい。

これからは。
甘える事なく、自分を律して厳しく。
と、また自訓も込めて書いてみました。

 

まだまだこれからです。

 

「社長、まだまだ甘いじゃーん」

 

って事があったら叱って下さい。