夢ハウストップセミナー「赤塚塾in京都」

いつもトミソースタッフブログを見に来てくださって、ありがとうございます。

社長の木村です。

 

年末に近づき、本当にトミソーはバッタバタしておりまして。

あっという間に1週間もブログ更新をサボっています。

 

すいません。

きっと本人もこの1週間書きたい事が山ほど溜まってきてるはずなんです。

この間にも3組のお客様の御宅の引渡しがあったり、

一組のお客様を新潟へ案内させていただいたり。

また今週末から始まる宿泊体験の準備など。

 

お客様に喜んでいただく事を最優先に仕事しておりまして。

なかなか更新できていない状況です。

順番に更新していくそうなのでもうしばらくお待ち下さい。

 

 

 

で、

代わりに私が更新しようかな  

と。

 

先週の火曜日から木曜日まで3日間

夢ハウスの赤塚社長と行く「夢ハウストップセミナー 赤塚塾in京都」に

ご招待いただきましたので

もちろん行ってきました。

 

トップセミナー 赤塚塾 とは

年数回は新潟で開催されまして、1泊2日

夢ハウス赤塚社長と寝食を共にし、その考えや想いを学んで来る会です。

3年前の夢ハウス加盟当初にも一度応募して参加させて頂きまして、

そのときも痛く感動した覚えがあります。

 

それが本当に最後のトリガーとなって、

「トミソーは真剣に郷の家で勝負に出る!」

と決心したのでした。

 

 

 

今回は、IN京都。

に、お誘いいただきまして。

名目は「伝統的な木造建築を勉強しに行く」となってますが

ただ赤塚社長が冬の京都を見に行きたかっただけでは?

と言う疑問も残りますが、

私にとっては大変勉強になる旅でした!

 

 

 

では早速紹介していきます。

 

まず、最初に見たのは二条城。

徳川家康が二の丸を建立して、

三大将軍家光の時に本丸が完成した

戦国時代初期のお城。

 

15代将軍の慶喜の時に大政奉還を決意したのがこの二条城だそうです。

 

豪華絢爛と質実剛健のちょうど中間くらいのお城でしたね。

残念ながら中は撮影禁止でしたが、

夢ハウスの和室の折り上げ天井の原型となった天井があり、

当時の床の間、違い棚、出書院。

スケール感は全然違いますが、

その歴史的なルーツを知ってるのと知らないのでは大きな差になるでしょうね。

これで役420年前の建物です。

国連の世界遺産に指定されています。

 

 

400年前、家康や家光も同じような景色を眺めていたのでしょうか?

 

 

 

 

続いて、仁和寺。

お寺です。

 

このお寺は西暦888年に建立されたお寺でして、

こちらも世界遺産にもなっています。

この五重塔は重要文化財。

 

こちらの金銅は国宝です。

 

この頃はスゲーなんて言ってましたが、

その後知る事になるのですが

京都には重文やら国宝やらがゴロゴロしてるんですね。

行く先々で重文や国宝にぶち当たります。

「また国宝かー」

なんて、

今考えたら罰当たりな話ですね。

 

 

この仁和寺。

個人的にはかなりヒット!

京都の観光スポットとしては不人気なのか人がすくない。

凄く厳かなたたずまいが味わえます。

 

赤塚会長のありがたーいお話も聞けまして。

屋根のアール、桁の三次曲線、小屋組み、軒の出、

そしてこの重みを一手に柱に持っていくモーメント計算。

これで1000年以上前の木造建築!

こんなのをコンピューターも電動工具もプレカットも無い時代に

クギやビスを使わずに建てちゃうんですもん

この当時の大工は今の大工より100倍は凄い技術を持ってましたね。

 

あと、仁和寺が好きになったもう一つの要因は

やっぱりこのたたずまい。

 

敷地に対して建物がポツン。ポツンと建ってて、

樹木が塀の代わりをしています。

ちょっと山の中にあるお寺だからかな?

樹木に1/3建物が隠れてますね。

こういうバランスが好きになりました。

 

 

御殿の回廊です。

質素な雰囲気もありますが、庭との空間の取り方なんかも絶妙です。

 

後から紹介しますが

枯山水みたいに小さい庭に宇宙を表現するのではなく

敷地目一杯を利用して、魅せる庭でしたね。

回廊からの写真。

池や庭が手前にあり、その先に中門があってその先に五重塔が見える。

樹木の配置から全てが計算されてます。

 

美しい!

 

移動ぬきで、京都見て廻ったのは二日間でしたので

そんなにたくさん見れてませんが、

今回見た中では1番好きなスポットでした。

 

 

 

続いて、昼食がてら嵐山。

ザ、観光スポット!

外国人さんたちもたくさんいました。

 

お土産モノ屋さんが並んでいるのはいいですよね。

富山で待ってる皆へのお土産はここで買いました。

 

お昼食べて自由時間でしたが、

なんだか色々見たくなってた私は一人で近くの天竜寺へ。

 

 

やっぱりここも世界遺産。

残念ながら本堂は工事中でした。

 

なんか庭に興味が出てきまして、

その辺を意識しながら見て廻ったんですが、

ここはなんとなーく庭の造りが大雑把。

 

眺めもすばらしいのですが、ただ広いだけと思えて・・・

 

世界遺産に対して本当に失礼ですね。

 

天竜寺で一番心を惹かれたのがこの達磨さんの絵。

本当に600年以上前に描かれた絵なのかなぁ。

 

 

 

そして嵐山を出まして

この日最後に向かったのが大徳寺。

こちらも重要文化財と国宝がゴロゴロしてます。

 

戦乱にて焼失してしまったお寺を

あの一休さん(一休和尚)が堺の商人の力を借りて再建したのが今の建物。

 

あの千利休が茶人としても利用して、秀吉も懇意にしていたそうです。

その流れもあってか後の戦国武将もこぞって大徳寺の檀家になって、

敷地内にたくさんの院を建てたそうです。

 

 

さて、簡単に書くとこんな感じ。

だいたい合ってると思います。

大徳寺の仏殿や門、法堂もあるのですが、

塔頭と呼ばれる 大名や武将がスポンサーとなって建てた院が24戸も

狭い敷地内にあり、

それぞれに違いがあって面白いです。

 

 

その中でも大仙院がすごく好きになったのですが、国宝もあり重文もあり。

残念ながら撮影禁止でしたので、参考にwikipediaのリンクを

 

ここの枯山水の庭が良かった!

禅とか全然分かんないのですが、

 

海を現す庭。川を現す庭。水滴を現す庭。

 

これは全て人の人生である。   煩悩と悟り。

 

本当に理解するにはまだまだ煩悩が多すぎるのでしょうが、

そんな自分でもちょっとは宇宙が見えたかな?

 

 

利休と秀吉が実際にお茶をしたと言われる茶室。

同じ庭を眺めてるんだな〜とちょっと感動。

 

 

 

 

こちらは撮影OK

瑞峯院

 

独座の庭

一人で座を組み、日々の忙しさや喧騒から一時はなれて

自分の人生を見直す。

 

そんな庭だそうです。

 

本堂と回廊と縁。

そしてその先には枯山水。

この面積?空間の対比もすばらしい。

やっぱ縁って大事だな。

ちょと水勾配つけてあって、雨が流れて

欅の床板が傷まないようになってるんだなぁ。

 

色々勉強になるな。

 

 

 

 

 

仁和寺の絶妙なスケール感も凄く良かったのですが

こちらの小さい庭で大きな宇宙を表現してあるのもやはり凄い。

 

まあ、僕なんてまだまだ全然理解できていない方でしょうけど。

 

 

こちらは龍源院。

 

やっぱ禅宗の大本は大陸なのか?

かならず枯山水には蓬莱山があります。

手前の丸いのが亀島。

奥の左側の立ってる石が蓬莱山。

 

亀の方がでかいぜ?

 

なんて思ったでしょ?

僕も思った。

 

 

「遠近法」です。

 

 

 

 

初日の見学はこれで終了。

その後ホテルまで行きまして、

全国から集まったパートナーさんたちと会食。

 

総会の時は230社近く集まってますが、

今回は13社から代表が集まってます。

さすがにトップセミナーに参加しようって方々、

もしくわ本部からお誘いがあった方々ばかり。

みんな熱心に夢ハウスに取り組んでいる先輩方達です。

この時も大変有意義なお話を聞かせて頂きました。

本当にありがとうございます。

 

 

その後、意気投合した埼玉のパートナーさんと、

夢ハウススタッフの栗林さんと長谷川さんと4人で京都の町で

二次会、三次会。

実はほとんど飲めないのに、この日は妙に盛り上がった栗林さん。

一丁前にワインを語ってます。

 

 

手前が設計支援室の長谷川さん。

酔うと赤塚社長の真似をします。

 

栗林さんと長谷川さんの二人で赤塚社長の真似しだすから、

おかしくて!

大爆笑させていただきました!

お二人ともありがとうございます。

 

また 飲みに行
きましょう!

 

 

 

さて。

翌日は朝から京都駅前にあります

PHP研究所へ。

言わずと知れたかの経営の神様、

松下幸之助さんが立ち上げた会です。

 

 

その最上階の、普段は社員すら入れないという松下幸之助が

使っていた部屋にお邪魔させていただきました。

 

 

 

しかも幸之助さんがいつも座っていた席で、

幸之助さんの写真と一緒に記念撮影まで。

なんと光栄な事でしょう。

 

 

おっと、

手前におられるのは赤塚社長。

 

ここは普段はほとんどの社員でも見たことが無いという

伊勢神宮をスケールダウンして造った神棚。

これは本当に貴重な事みたいです。

 

こちらも、ご本人が利用していた茶室。

 

 

また、こちらは松下幸之助の演説や対談、スピーチが録音してあるテープ。

著書、掲載された雑誌など、松下幸之助の事が全てそろってる資料室。

 

に立つ赤塚社長。

ここは耐火金庫のような構造になっていて火事が起きようが地震があろうが

中の書物やテープは完全に守られる。

PHPの一番大事なところなのだそうです。

 

一個人の記録がここまで残されている人は

そうはいないと思います。

 

さすがは偉大なる経営者!

 

この後 

所長さんから、松下幸之助に関するいろいろなエピソードや話を聞きまして。

 

 

松下幸之助にはとうてい及びませんが、

 

引退した後に

「あいつはなかなか良い経営者だったな」

と言われる社長になりたいと思いました。

 

こちらも大変勉強になりました!

 

 

そして京都の最後の見学場所。

 

東寺です。

 

 

またもや国宝と重文のオンパレード。

 

 

 

ここは建物や庭を見るところではないかなぁ。

如来像や菩薩様で有名。

 

国宝やら重文の仏像がズラーっと並んでいるんですよ。

すごく威圧的!

 

 

 

建物もドでかい建物があんまり間隔をあけずに

ドンッ ドンッ て建ってる。

建物もなんだか威圧的。

 

心落ち着くたたずまい

とは程遠い。

力でねじ伏せてやる!といわんばかりのお寺でしたね。

 

正直僕の印象はワースト1でした。

 

仏像好きにはたまらない場所なんでしょうね。

 

 

これで、移動も含めて3日間の京都の研修は終了。

研修中の二日間は晴天で、本当に今年は晴れ男になったみたい。

 

赤塚社長は毎年京都に来て、色々見て廻っているそうです。

夢ハウスの社員研修でも京都は良く来るそう。

 

なので今回は金閣寺・銀閣寺みたいなとにかく有名なスポット廻ろう!

って訳ではなく赤塚社長が見てきた中で建築的に勉強になるな

とセレクトした場所だったのだと思う。

 

京都には何度も行っていましたが(前職の時に)

お寺や城を建築的な目線で見に来たのは初めて。

 

今回はとてもとても勉強になりました。

 

みんな「来年も!また京都で!」

 

なんて言っていましたが。

本当に来年もあるのかな?

 

 

 

トミソーの社員研修でも京都に行きたいと思いました。

いや、必ず行きます。

 

 

ありがとうございました!

2 thoughts on “夢ハウストップセミナー「赤塚塾in京都」

  1. 忍者

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    ども、京都で3年間修行した事のある忍者です(・д・)ノ

    トミソーさんのこれから建てられるお家は二条城を見習って鶯張りになるんですね (・∀・)ニヤッ

  2. 木村です

    SECRET: 0
    PASS:
    これからの郷の家の床は歩くたんびにキイキイ音がする事でしょう(^_^)!
    忍者でも忍び込めない家ですよ。

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