人間は大脳のほんの一部しか使ってないという話はよく聞きますよね。
実際に人間が大脳をフル活用すると、物凄いエネルギーが必要で
一説によると小規模の発電所一つ分くらいのエネルギーを一つの脳で消費するとの事。
それくらい燃費の悪い脳なので普段は使用料を抑えているんです。
目や耳から脳に送られる情報は物凄い量になります。
人間は無意識のうちにその99.999%の情報を捨てて、
大脳の使用料をコントロールしているそうです。
それをスコトーマ(心理的盲点)と呼びます。
では、その0.001%の情報を無意識のうちにどうやって選んでいるのでしょう。
「感心」はその選別理由の一つだそうです。
脳幹にあるA10神経系から大脳へ情報が送られる訳ですが
感心がある事に関連する情報は伝達しやすい。
例えば、
車が欲しいな。トヨタのランドクルーザーがかっこいいな。
なんてぼんやり思っていたら
街を走るランドクルーザーが目につきます。
最近なんか肩がこるな。なんて思っていたら
肩こり薬のCMが目に入ってきます。
普段なら無意識に捨てていた情報が入って来るという事です。
同じ生活をしていて、同じ情報を目にしていても
有益な情報を認識して気づきや考えを深め、
自分の知識になったり成長に繋がるかは、意識次第です。
将来の自分増をしっかりと持っている人は
自分の成長に繋がる情報を見落とさないんですね。
感心があるから。
常に自分の理想のありたい姿を思い描いていれば
そういう情報が集まり(目に留まり)
より成長のスピードが速まります。
チコちゃんの「ボーっと生きてんじゃねえよ!」
って事はこういう事ですね。
燃費の悪い大脳をなんとかフル活用しよう!と勉強量を増やすのもいいですが
どうやら疲れが出て長続きしないみたいです。
それよりも、常日頃から自分の将来像を意識して
大事な情報を無意識のうちに捨てないようにし
成長に繋げる方が現実的にやりやすそうです。
ボーっとしていないで、
理想を思い描きながら生きましょう。